投資法・投資論

マンビー投資法の売買ルールを公開【絶対に投資しない企業もある】

この記事は、「マンビー投資法」の売買ルールについて書きました。

今後、自分自身が確実にマンビー投資法を実践できるように整理するための記事なので、うまくまとまってないかもしれませんが、興味があればご覧ください。

 

どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、マンビー投資法実践するマンです。

僕は現在いくつかの不労所得作りに取り組んでいますが、その中で最も力を入れているのが株式投資の配当による不労所得です。

そこで僕はこの不労所得を最大にするために、マンビー投資法を掲げて株式投資をすることに決めました。

この記事では、マンビー投資法における買いルール、売りルール、絶対に投資しない企業の3点を整理しました。

自分用に整理しただけなので、「決してマネはしないでください」ということだけは注意喚起しておきます(マネはすべて自己責任)。

投資なんて資金力や投資スタイルが違うのにマネをしても意味ないですからね。

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【マンビー投資法】買いルール

まずは、買いルールを整理します。

買いルールはマンビー投資法の投資方針で述べたとおりです。以下の記事に書いてあることが投資方針、買いルールのすべてになります。

高配当成長割安株への長期投資【マンビー投資法の投資方針と手法】この記事では、配当による不労所得を最大にするため、高配当株(+成長株)+割安株を満たす株に長期投資する手法 = 「マンビー投資法」について、投資方針や具体的な手法を運用資産などとともに公開します。...

 

簡単にまとめると、以下の3つの方針です。

  1. 配当利回り3.75%以上の高配当株
  2. 成長ストーリーを持っている
  3. PER=20倍以下である

 

配当利回りについては、3.75%以上(税引き後の配当利回りが3%以上)の高配当株を投資対象候補とします(高配当株の定義は、上の記事を参照してください)。

そして、高配当株に対し成長ストーリーを持っているかを分析します。成長ストーリーを持っていれば、銘柄の入れ替えを含め積極的な投資対象候補とします。

成長ストーリーを持っていなくても、配当という不労所得を積み上げていくことが目的なので、高配当を継続してくれそうであれば投資対象候補とします。

最後に高値掴みをしないためにPERを確認します。高配当株であればPER=15以下、高配当成長株であればPER=20以下の株を投資対象とします。

購入する際は分散投資を確実に実行するために、以下のルールを設けています。

  1. 1銘柄への投資額は最大で運用資産の10%
  2. 1回に購入する株数は最低単元数、または、投資資金の1%以下

 

マンビー投資法は長期投資を前提としており、時間分散・銘柄分散を徹底していきます。

以上がマンビー投資法の買いルールとなります。

【マンビー投資法】売りルール

続いて、売りルールです。

投資をやってると非常に難しいと感じるのが売りのタイミングです。

まだ上がると思って持っていたら買値より下がってしまったり、もう耐えられなくなって損切りしたら上がりはじめたりなんてのはザラにあります。

投資の格言にも「もうはまだなり まだはもうなり」という教えがあるくらいですから。

投資でこれを防ぐのは難しいとしても、こういったことでいちいち後悔しないように売りルールをしっかりと決めておくことは非常に価値があります。

売りルールは、以下の6つとします。

  1. 配当利回りが3.75%以下になる
  2. 利益剰余金の極端な減少
  3. 配当政策の変更
  4. 想定以上に株価が上昇する
  5. より魅力的な投資先を発見する
  6. 粉飾決算が疑われる

 

売りルールについて、詳しく解説していきます。

1. 配当利回りが3.75%以下になる

前提として、配当利回りの計算で、株価は取得額で計算します。

配当利回り[%] = 配当金 ÷ 株価(取得額) × 100

 

インカムゲインを狙った投資において1番避けたい事態が「減配もしくは無配になる」ことです。

仮に配当利回りが3.75%以下になるまで減配となれば、これは売却せざるを得ないでしょう。

減配しても3.75%以上を保っている場合は難しい判断を迫られることになります。減配額にもよるでしょうし、減配の理由にもよるでしょう。

まずは決算短信や財務諸表を読み解いて、今後も減配が続きそうなのかを判断する必要があります。

また無配となった場合は、即刻売却をルールとします。

いずれにせよ、減配や無配は利回り縮小&株価下落というダブルパンチを喰らうことは避けれらないため、インカムゲイン投資において非常に痛いケースです。こうならないように購入前に徹底的に分析しておく必要があります。

2. 利益剰余金の極端な減少

配当金の出所は利益剰余金です。

その利益剰余金が極端に減少してしまった場合、配当を続けることが難しい可能性があるため、売却候補とします。

最終的にはなぜ利益剰余金が極端に減ってしまったのか、どのくらい減ってしまったのかというのをきちんと調べて、総合的に勘案してから実際に売却するかどうかを決めることにします。

3. 配当政策の変更

配当政策は、配当を出してくれるかどうかの大事な指針です。

それまで「株主への還元を配当によって行う」という方針が一変してしまうようであれば、売却も視野に入れなければいけません。

これも決算短信や有価証券報告書など様々な情報を仕入れた上で、総合的に勘案してから売却を判断していきます。

4. 想定以上に株価が上昇する

想定以上に株価が上昇した場合は、利確をします。

例えば、配当利回り4%の株を1,000円で購入したとします。この株が自分の予想をはるかに超えて、1,800円になった場合を考えます。

このとき、配当利回りで800円を稼ぐには20年かかります。

マンビー投資法はインカムゲインを主戦略としており、20年分の利回りが手にできるチャンスが目の前にあるわけですから、確実にものにしておきたい=利確という判断をします(全部 or 一部を売却)。

こちらも最終的には決算短信などを読み解き判断することになります。当たり前ですが、まだまだ伸びそうであれば保有し続けるでしょう。

5. より魅力的な投資先を発見する

現在の保有株よりも魅力的な投資先を発見できて、何かを売却しないと購入できない場合は、保有株を売却してより魅力的な株へ乗り換えます。

やはり最も魅力的と思える企業に投資するというのが鉄則ですから、その場合は利確/損切りに関わらず、1番魅力度が低い株を売却していきます。

6. 粉飾決算が疑われる

こんなの見抜けたら苦労しねーよって感じですが(笑)

それでも、きちんと財務諸表を読みとけばその兆候を発見できる場合があるので、そういう場合は即売却です。

そのあたりの解説は以下の本にも書かれていますので、参考に読んでみてください。

 

【マンビー投資法】絶対に投資しない企業

買いルールの補足みたいになりますが、高配当株であっても絶対に投資しない企業(条件)があります。

1. 直近の営業キャッシュフローがマイナス

直近の営業キャッシュフローがマイナスであった場合、高配当株であっても投資対象外とします。

営業キャッシュフローがマイナスということは、簡単にいえば、収入よりも支出が多いということです。

このような状態で経営を続けていれば、倒産の道を歩むことは言うまでもありません。

マンビー投資法は長期投資を前提としているため、倒産の可能性が高い企業には投資しないというのは徹底していきます。

投資した企業の営業キャッシュフローがマイナスになってしまった場合は難しい判断を迫られることになります。決算短信を読み解き、一時的なものなのか、致命的なものなのかを判断します。

致命的なものであれば売却という判断になります。

2. 自己資本比率が異常に低い

自己資本比率は、業界・業種によりかなり差があるのですが、業界平均よりも著しく自己資本比率が低い場合は投資対象外します。

自己資本比率は以下の式で計算されます。

自己資本比率[%] = 自己資本 ÷ 総資産 × 100

※総資産 = 自己資本 + 他人資本(負債)

 

自己資本比率が低いということは、他人資本(負債)の割合が大きいということです。

負債というのは利子をつけて返す必要があります(有利子負債)から、その割合が大きいというのは企業にとって好ましい状態ではありません。

よく「借金で首が回らない」と言いますが、自己資本比率が低い企業はこういう状態に陥る可能性が高いです。つまり倒産する可能性が高いということです。

やはり長期投資を前提としていますから、倒産の可能性が高い企業は避けていきます。

売買ルールを明確化+実行が最重要

投資や投機全般にいえることですが、

売買ルールを明確にすること+ルールを確実に実行していくこと

がとても重要です。

特に実行するのはメンタルを一段上の次元まで高める必要があり、とても難しいです。

僕はブログに手法を公開し、みなさんから見られているというプレッシャーを背負うことで、確実に行動できるレベルまで自分を追い込もうとしています(笑)

余談:2019年は手が出しづらい

余談ですが、2019年は株が買いづらいんです(笑)

なぜなら、景気が低迷しそうな(と個人的に考えている)3つの大問題があるからです。

  • 米中貿易摩擦
  • 中国景気減速
  • ブレグジット(Brexit)

 

これらの問題が経済に与える影響については、自分なりに分析して別途解説したいと思いますが、なんとなく2019年~世界的に株が大幅下落するんじゃないかと思ってます。

そのためのリスク管理として、分散投資は徹底していきたいと思います。

マンビー投資法の売買ルールまとめ

では、今回の記事をまとめます。

本記事のまとめ
  1. 買いルール=高配当成長割安株
  2. 売りルール=買いルールから逸脱したら
  3. 高配当株でも投資対象外とする場合もある

 

マンビー投資法の具体的に売買ルールを整理しました。あとはこの方針に則って投資を進めていくだけです(笑)

今後は本ブログで、僕が実際に投資した株やなぜその株に投資したのか、また、マンビー投資法の運用成績などをわかりやすく紹介していきたいと思います。

興味があれば、ぜひ今後もお付き合いくださいませ。

マンビー投資法で最初に購入した株がこちら。

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投資は自己責任でお願いします

 

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m

おわりでーす。

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