仕事論・転職論

今の仕事に対し将来への”漠然とした不安”がある人のパターン20説

「今の仕事続けていていいのかな・・・」

「このままじゃ何もできないまま年取っちゃうよ・・・」

将来に対して”漠然とした”不安がある人に読んでほしい内容です。

 

どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、仕事の悩み解決するマンです。

仕事しているといろんな不安や悩みがありますよね。なかでもあるあるなのが将来への”漠然とした不安”です。

多分皆さん漠然としてると思うんですが、実はその不安っていくつかのパターンに分かれてるんですよね。

そこでこの記事では、漠然とした不安を感じている人のパターンあるある20説とその解消法をセットで書いてみます。

もしいずれかのパターンに当てはまっているなら、後ほど紹介する解消法があなたの悩みを解決してくれるはず。大切なのは行動することですよ。

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内的要因

内的要因と外的要因に分けて考えていきましょう。

まずは内的要因(自分に原因があるパターン)から。

自分が何をしたいかわかってない説

まずはこれ。最大のあるあるです。

自分が何をしたいのかわかってないので、とりあえず会社から与えられた目の前にある仕事をこなしているだけパターン。

半年に1度のキャリア面談でも何がやりたいとか、次はどういうプロジェクトに参画したいとかはっきりしたいことが言えないんですよね。

だから、今のプロジェクトが嫌だと言っても抜けさせてもらえないし、上司からもないがしろにされがち。上司からしても困るやつ(笑)

仕事への価値観を知らない説

自分の仕事に対する価値観知らないパターン。

仕事に対する価値観って13個あるんですよ。ざっと列挙すると以下です。

信頼 周囲から頼りにされたい。
承認 周囲から認められたい。
成長 人間性やスキルを高めたい。
貢献 役に立っているという実感を得たい。
責任 責任のある仕事をしたい。
名誉 周囲から高い評価を得たい。
人間関係 良好な人間関係を築きたい。
家族 家族と一緒に過ごす時間を持ちたい。
独立 何かを成し遂げたという実感を得たい。
安全 現在の状態(収入、地位)を維持したい。
自由 仕事の進め方に自由度を持ちたい。
金銭 得られる報酬をアップしたい。
達成 達成感を得たい。

 

どうでしょう?何に価値を感じるかぱっと判断できますか?(3つ選んでみてください)

ちなみに、僕は上3つが優先度が高い価値観です。

自分のキャリアが描けてない説

自分が○年後にどういう仕事をしているのか想像できてないパターン。

入社したばかりとかだったらしょうがないけど、3年も経てば先輩とかとも一緒に仕事をしてるはずなので、最低5年先くらいまでは自分のキャリアを想像できてないとヤバいですよ。

目の前にある仕事をこなしているだけになってしまいます。

思い描いていたキャリアが実現できていない説

上と逆パターン。

きちんとキャリアを描けてるんだけど、今の仕事がそこに向かって真っすぐに進んでなくて不安を感じるパターン。

キャリアが思い描けてる時点で何も考えていないよりもはるかにマシですが、機会あるごとに上司には描いているキャリアを伝えておきましょう。

なかなか変わらないようなら、僕だったら転職しますね(実際にこれが理由で転職しました)。

業界で求められているスキルを知らない説

今の会社以外で自分のスキルが通用するのか不安に感じるパターン。

自分の時間を使って勉強もしてるんだけど、進んでる方向が正しいのかもわからず、徐々に勉強意欲も衰えていくみたいな(笑)

でもね。結構あるあるですよ。やみくもに勉強してる人って意外と多いです。昔の僕もそうでした。

業界にどんな仕事があるか知らない説

1つのプロジェクトや会社にずっといて、ガラパゴス化しちゃうパターン。

今不安に感じているならまだマシな方で、ガラパゴス化した中で「自分はできる」と勘違いして、そのまま上に上がってしまって、急に外に放り出されるとヤバいです。

今まで当たり前にやってきたことが、他のところでは全然違う文化だったりするのは結構普通にあることなんですが、それが受け入れられずに自分のやり方で進めようとして反発されたりとかね。問題山積みになること間違いなし。

自分がやってる仕事がすべてじゃないですよ?

スキルアップに意欲が湧かない説

30歳を過ぎたあたりから急に陥るパターン。

昔はちゃんと勉強する時間を作ってたのに、最近全然勉強できてなくて「このままでいいんだろうか」と不安になってしまうんですよね。

10年近く仕事をしていると、幸か不幸か、あまり難しいことがなかったり、自分の能力だけで解決できることが多くなってくるんですよね。

また30歳くらいになると自分の出世の限界とかも見えてくるし、結婚すると仕事以外のことにたくさんの時間を割かないといけませんしね。

そもそも仕事したくない説

仕事自体が嫌で、生活のために仕方なく仕事をしているパターン。

したくないことに人生の大半を費やさなければならない状況に不安を感じてしまいますよね。

これは完全に僕も同じなのでよくわかります(笑)

自分で稼ぐ努力をしましょう。キーワードは不労所得

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外的要因

続いて外的要因(環境に原因があるパターン)です。

外的要因は所属している会社によるところが大きいですね。

給料が安い/支払われてない説

「将来結婚して子供ができて・・・」って考えると今の給料じゃ絶対生活できなくて不安になるパターン。

そもそもいくらほしいのかと今の会社でそれが実現できるのかは1度考えておきましょうね。

給料が支払われていないのはもはや論外。即刻転職しましょう。

労働時間が長すぎる説

これも「将来子供ができて・・・」って考えると不安になるパターン。特に女性に多いのではないでしょうか。

残業は月45時間までというところが多いと思うので、それ以上働かされるとちょっときついですよね。

サービス残業が常態化していて、実は毎月45時間を超えてますなんてのはかなりヤバい職場なので転職も検討した方がいいと思います。給料が支払われていないのと同じですからね。

そんな会社で本当に産休とか育休取れるんですか?

休日出勤が多すぎる説

これも出産や育児のことを考えると不安になるパターン。

何度も休日出勤を強いられるようなら転職も検討すべきですよ。

“成長してる感”がない説

今の自分の能力だけでできる仕事とか、誰でもできるような仕事しか与えられず不安を感じてしまうパターン。

会社としてはその人にできる仕事を与えるのが一般的ですし、なかなか難しい問題です。

自分で勉強しろとかいうのとも違いますよね。仕事で困難な問題があって、それに対していろいろ調べたり考えたりして乗り越えたときに「成長したな」って感じることが多いので。

困難続きだとそれはそれで辛くなるんですけどね(笑)

同期が先に昇進した説

自分だけ昇進できずに落ち込むパターン。

自分の中で原因がわかってればいいんですけど、原因もわからずに同期だけ先に昇進したらなかなか気持ちを整理するのが難しいですよね。

会社としても全員を昇進させるわけにはいかないので、年齢だったり、不満が大きい人だったり、できる人だったりを順番に昇進させていくのが通例ですからね。

まあこんなのは焦る必要ないです。与えられた仕事を全力でこなしましょう。

後輩がすごく仕事ができて焦っている説

たまにいる優秀な後輩に焦るパターン。

あなたが勝っているのは経験だけみたいな。その経験も才能で追い抜かされそうって・・・(笑)

まあこれも気にする必要ないですよ。すごくできる人はどこにでもいますから。自分の仕事に集中しましょう。

ロールモデルがいない説

自分が目指したいと思える人が職場にいないパターン。

自分のキャリアが描けないにも通じますが、上司や先輩に「こうなりたい」と思える人がいるというのは、自分のキャリアの方向性を決めるうえでとても重要なことです。

そういう人と巡り合えないというのは残念ですよね。

将来への”漠然とした不安”を一気に解消する方法

ここまで内的要因と外的要因に分けて、将来に対し漠然とした不安を感じる人のパターンを見てきました。

内的要因は自分の中に原因があり、外的要因は環境に原因があるのですが、このどちらの不安も一気に解消する方法があります。

それは、転職活動をやってみる」ということです。

実際に転職するかどうかは置いておいて、試しに転職活動”やってみる”ことが、不安を解消させる手段になります。

僕自身も実際に転職を経験しているのですが、転職活動では大きく以下の2つのことを行う必要があります。

  1. 自己分析
  2. 採用選考

 

自己分析は、過去・現在・未来について真剣に考えなければできません。面倒くさいですけど、真剣に自己分析する機会を作ることで内的要因の不安を解消できます。

また、選考に応募するためには応募書類を作る必要がありますし、書類選考に合格したら、転職面接が待ち受けています。

応募書類を作ったり、面接で相手に自分がどうなりたいか伝える(アウトプットする)ことで、自分の中で方向性がしっかりと固まってきます。

また、実際に選考に合格すれば外的要因の不安も解決できますし。

転職活動には自分が苦労する以外のデメリットがない

転職活動のデメリットをあげるとすれば、本当にめちゃくちゃシンドイということ。これだけ。

やっぱり転職活動していることって周りには言えないですし、仕事をしながら応募書類を作ったり、面接の練習したりと本当に孤独で骨が折れます。

でもそれ以外のデメリットってないんですよね。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉がある通り、もし20代とか30代であれば困難な道に自分から足を踏み入れるというを経験もありだと思います。

そのまま不安を感じ続けるよりは、2ヶ月くらい活動してみて悩みを払拭する方が良くないですか?

転職活動を行うメリット

先ほども言った通り、「転職活動 = 自己分析 + 採用選考」なんですけど、これを行うことでいくつか得られるものがあります。

  1. キャリアの棚卸ができる
  2. 強み/弱みを発見できる
  3. やりたいことが整理できる
  4. 業界に求められているスキルがわかる
  5. 市場価値を知ることができる

 

ちょっとだけ解説しますね。

1. キャリアの棚卸ができる

自己分析で過去と現在を振り返ることにより、自分のキャリアの棚卸ができます。

キャリアの棚卸ってやったことありますか?

転職活動を経験してない人で真剣にやったことある人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

企業に応募するためには、応募書類(職務経歴書)を作らないといけないですから、必ず自分でキャリアの棚卸をすることになります。自分のことは自分にしかわかりませんからね。

棚卸してみると、「自分ってこんなにたくさんの経験してたんだ」って絶対思いますよ。それが間違いなく自信につながります。

職務経歴書を作るのはめちゃくちゃ時間かかると思いますが、丁寧に作ってあげてください。

2. 強み/弱みを発見できる

キャリアの棚卸をすることで、自分自身の強み/弱みが見えてきます。

この仕事をしてた時に高評価をもらったなとかあれば、強みにしていいですし、成功体験があるならなおさらいいですよね。

全然強みが見つからないって人は、キャリアの棚卸をしたうえで、第三者の意見を聞くと良いと思います。

その方が上司から言われるより説得力があって、自分の自信にも繋がります。

3. やりたいことが整理できる

これもキャリアの棚卸と繋がってるんですが、今まで経験してきたプロジェクトの中で、「楽しかったな」っていうプロジェクトがあると思うんですね。

なんで楽しかったのかを考えると、何をやりたいのか/何をしたいのかもはっきり見えてきます

ついでに、楽しくなかったプロジェクトも整理しておきましょう。やりたくないことを語れるというのもまた大事なことです。

やりたいことがやれなくても我慢できるじゃないですか。でも、やりたくないことをやらされるのってめちゃくちゃ辛いですよね。僕は我慢できない。

4. 業界に求められているスキルかがわかる

企業に応募する際に必ず求人を確認しますが、どういう仕事でどういうスキル/人材を求めているかっていうのが募集要項に書いてあるんですよ。

たくさん求人を見てると、その傾向だったり業界のトレンドだったりが見えてきます。

やみくもに勉強していて不安な人は、企業の求人を見てみるというのも方向性を考える1つの手段になります。

あと、求人を見てると「こういう仕事もあるんだ」とか「この仕事面白そう」とかっていうのも感じて、自分のやりたいことにも繋がるので超オススメです。

5. 市場価値を知ることができる

自分の市場価値・・・知りたいような知りたくないようなって感じですが(笑)

選考を進めていくと、当然受かる企業と落ちる企業が出てきます。何社か応募するとその傾向が見えてくるんですよね。

例えば僕の場合、当初、2次請けIT企業から社内SE目指してたんですけど、社内SE応募は書類選考で全部落ちました。逆に、1次請け企業は7割くらい通過してました。

ここで見えてくるのが、今の自分のキャリアだったらどのポジションを目指せて、本当になりたいポジションに行くには、どういう道を歩む必要があるかっていうことなんですよ。

当時、僕は転職エージェントのサポートを受けて転職活動をしていたのですが、その際に言われたのが「○○さんのキャリアならまずは1次請けIT企業を目指しましょう。そして、5年後に再度転職で社内SEを目指しましょう」と。

僕もこの意見にはかなり納得して1次請け企業に狙いを絞るきっかけになりました。

これが見えるってすごいことですよ。まじで。同期とか絶対わかってないですから(笑)

今の仕事に対し将来への”漠然とした不安”がある人のパターン20説まとめ

では、最後に今回の記事をまとめます。

本記事のまとめ
  1. 自分が何に不安を感じているか知ろう
  2. 不安を一気に解消できるのが転職活動
  3. 転職活動 = 自己分析 + 採用選考(アウトプット)

 

今の仕事に対する不安って、実はあなただけじゃなくてみんな持ってるので、そこはご心配なく。

でも、行動する人としない人ははっきり分かれます

内的要因に不安がある人はちゃんと自己分析して、外的要因に不安がある人は環境を変えるために動くんですよね。

これを真剣にやるために、転職活動を利用するというのはありかなと思っています。僕は実際に転職活動をすることで漠然とした不安というのはなくなりました。また違った種類の不安はありますけどね(笑)

もし「ちょっと転職活動やってみようかな」と思った人は以下の記事も参考にしてみてください。転職活動のすべてをまとめました。

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最後に・・・20説なくてスミマセンでした(笑)

 

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m

おわりでーす。

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