投資成績

【マンビー投資法】<第9回>株式投資成績発表とポートフォリオ報告

マンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。

2020年1月のマンビー投資法の運用成績を整理していきます(第9回)。

 

どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、投資ブロガーマンです。

2020年に入り去年の最高値を超えて好調なスタートとなるかと思われた矢先、新型コロナウイルスの大流行により、日経平均も1,000円近く下落し、円も108円台前半をつけるなど、世界的なリスクオフムードとなった2020年1月でしたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?

また、1/31はダウ平均は600ドルを超える下落となったため、日経平均も週明けからさらに大きく下がることが予想されます。実はこの下落には再現性があり、2003年にSARSが大流行したときも、同じようにダウ平均は長期的に下落傾向にありました。

そんな中、マンビー投資法の成績はというと、日経平均につられて下がるかと思いきや、各社の決算が好調だったため、1月はわずかにですが上昇して着地することができました。長期投資前提なので、目先の株価の上下はあまり気にしていないのですが、決算が好調だったことは素直に嬉しいですね。

追加投資はできていませんが、新型コロナの影響で株価がさらに下がるなら積極的に買い増ししていこうと思います。

前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】<第8回>株式投資成績発表とポートフォリオ報告この記事では、高配当成長割安株(高配当株+成長株+割安株)への長期投資=マンビー投資法のパフォーマンスを検証するために、運用成績とポートフォリオを公開します(第8回)。...

 

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【マンビー投資法】保有株と運用成績

まずは保有株と運用成績です(基準日:1/31)。

2020年は1,000万円(初期投資額)+200万円(昨年貯金分)+年間貯金額(約200万円を想定)を運用する予定です。

保有株

<第9回>マンビー投資法保有銘柄

 

前回からの追加購入はありません。比べると沖縄セルラー電話がダントツで良い成績を上げていることがわかります。以下の記事にも書いていますが、この株は買ったときからすごく期待していたので、やっぱり自分の株の選び方は間違ってなかったという強い自信になります。

【購入株】沖縄セルラー電話(9436)の投資分析僕は「マンビー投資戦略」をかかげ、日々実行していく中で、先日沖縄セルラー電話の株を購入しました。本記事では株を購入するにあたり、調べたことや考えたこと、購入に至った経緯などを紹介したいと思います。...

 

また、クリエートメディックが12月決算なので、期末配当を4,000円ほど受け取る権利を得ました。

このブログで何度も言っていますが、高配当を受け取りながら、株価も上がるというのがマンビー投資法の目指すべき姿です。たまたまかもしれませんが、現在のところそうなっているが嬉しいですね。

ちなみに、マンビー投資法では一度購入した株はナンピンしかしないというルールを設定しているのですが、購入価格よりも株価が下がらないため、追加投資ができてないです。嬉しいことなのですが、なかなか株資産が増えないのが悩みですね。

運用成績グラフ

マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました。

<第9回>マンビー投資法運用成績

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。

2019/3/24~2020/1/31までの各指標の騰落率は以下の通りです。

指標 騰落率 騰落率(前回)
日経平均 +7.30% +9.38%
TOPIX +4.16% +6.45%
マンビー(全資産) +1.84% +1.64%
マンビー(株資産) +19.91% +17.77%

 

グラフや表を見ていただくとわかる通り、1月は日経平均及びTOPIXは約2%ほど値下がりしています。実は日経平均が月間で値下がりするのは昨年の8月以来、5ヶ月ぶりのことになります。

5ヶ月間も上げ続けてきたわけですから、そろそろ大きな反動も来るかもと思ったりしますが、株価の上下を予想しながら投資を行うことは何の意味もないというのが2019年の学びです(少なくともマンビー投資法では)

日経平均やTOPIXが上がろうが下がろうが関係なく、自分の買いたいゾーンに入ってきたら買うし、そうじゃなければ買わないというのを徹底していきたいと思います。

そのためには、買いたい株候補を予め調査しておいて、現在のようにリスクオフムードでガンガン売られているときは、ゾーンに入ってくる株が増えるので、シコシコ買い集めるようにしていく必要があります。

ということで、まずは買いたい株候補見つけないと!って感じですね。

【マンビー投資】ポートフォリオ

様々な視点でのポートフォリオを作成しました。ポートフォリオリバランスを行うための指標となります。

1. 東証33業種ポートフォリオ

こちらは、保有資産を「東証33業種の業種分類」で評価したポートフォリオです。

<第9回>東証33業種ポートフォリオ

 

クリエートメディックは精密機器、沖縄セルラー電話は情報・通信業、イオンフィナンシャルサービスはその他金融業、伊藤忠エネクスは卸売業に分類されます。

2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

こちらは、保有株を景気敏感株とディフェンシブ株で評価したポートフォリオです。

<第9回>景気敏感株/ディフェンシブ株/中間ポートフォリオ

 

クリエートメディック/伊藤忠エネクスは景気敏感株、沖縄セルラー電話はディフェンシブ株、イオンフィナンシャルサービスは中間に分類されます。

いまだ現金比率が多すぎるポートフォリオですが、今年は1000万円ほど投資をして、このポートフォリオ分析を有意義なものにしていきたいと思います。

【マンビー投資】保有株の所感

運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。

1. クリエートメディック

所感は変わらず。売る気もありません。株価もほぼほぼ予想通り、1,000~1,100円の間で推移しています。

クリエートメディックは12月期決算なので、2/12に期末決算の発表があります。今期の業績はおそらく上にも下にも予想に反したものは出てこないと思いますが、重要なのは来期の業績予想です。

四季報では来期は増収増益予想となっているので、ぜひそうなってほしいところですが、逆に、業績予想が弱気だと今期の業績が良くても大きく売られることが多いので、来期予想は本当に注目ですね。

2/12に決算発表がありますので、発表されたら決算分析をしていきたいと思います。

【クリエートメディック】四半期決算分析〈2019.3Q〉この記事では、クリエートメディックの2019年12月期の第3四半期決算について分析しています。1Q決算は非常に悪く、2Q決算は少し立て直していましたが、3Q決算はどのような結果になったのでしょうか?...

 

2. 沖縄セルラー電話

キラキラ輝く僕の保有銘柄の1番星が沖縄セルラー電話です。購入価格からの騰落率は、+31.68%と驚異的な数字を叩き出しています。

1/29に第三四半期の決算発表があり、それを受けて株価が3%以上も上昇しました。大きな理由は、減収減益だった通期の業績予想が増収増益に変わったからだと思います。俗に言う、上方修正というやつです。

まだ決算分析はできてないんですが、近いうちに記事を書きますので、ぜひ読んでみてください。ちなみに、売る気は全くありませんが、あまりにも早いペースで上がりすぎかなとは思ってます(反動が怖いw)

【沖縄セルラー電話】四半期決算分析〈2020.2Q〉この記事では、沖縄セルラー電話の2020年3月期の第2四半期決算について分析しています。マンビー投資法により購入した沖縄セルラー電話ですが、19期連続増配に向けて2Q決算の業績はどうだったのでしょうか?...

 

3. イオンフィナンシャルサービス

なかなか株価が伸びてくれないイオンフィナンシャルサービスですが、1月の株価はほぼ横ばい。一時的に1,800円を超える場面もあったのですが、1月の終値は1,731円という体たらくでした。

株価が下落しなかっただけ良しとしますが、マンビー投資法の中でも最も期待度が高かっただけに、あまり良い感情は持つことができていません。フィリピン子会社の不適切会計もありましたし…。

まあ、おとなしく3Q決算を待ちたいと思います。今のところ売る気はありませんが、決算次第では手放す可能性も?

第三四半期の決算発表は2/14です。発表されたら決算分析記事を書きます。

【イオンフィナンシャルサービス】四半期決算分析〈2020.2Q〉この記事では、イオンフィナンシャルサービスの2020年2月期の第2四半期決算について分析しています。マンビー投資法により購入したイオンフィナンシャルサービスですが、2Q決算の業績はどうだったのでしょうか?...

 

4. 伊藤忠エネクス

1/31の午後1時に第三四半期の決算発表があり、それを受けて株価は3%以上上昇しました。

ぶっちゃけ株価には全く期待していないので、決算を受けて上昇したことは棚ぼたくらいにしか思ってません。むしろ、決算短信の1ページだけチラ見したのですが、10%以上の減収となっており、「本当に大丈夫か?」っていう感情の方が強いです。

まだ1ページ目しか見れていないので、しっかり読んだら決算分析記事を書いていきます。

伊藤忠エネクス(8133)の投資分析【購入株】この記事では、マンビー投資法に従って購入した伊藤忠エネクス(8133)の投資分析を行います。伊藤忠エネクスの株を購入するにあたり、調べたことや考えたこと、購入に至った経緯などまとめています。...

 

【マンビー投資法】第9回資産運用成績発表まとめ

それでは最後にまとめです。

本記事のまとめ
  1. 新型コロナと株価の関係は興味深い
  2. 1月は日経平均やTOPIXよりもアウトパフォームできた
  3. 2020年は1000万円以上の投資を目指す

 

2020年1月の大きなトピックは、やはり新型コロナですね。各国様々な対応を実施していますが、それらが株価にどういった影響を与えるのかは非常に見ものだと思います。

SARSのときの値動きと比較すると興味深いと思いますし、将来的に再び新型ウイルスのパンデミックが発生した時は、今回の動きが大きなヒントになるかもしれません。

そんな中で、僕の持ち株はたまたま株価が上がり、日経平均よりもアウトパフォームできましたが、株価が上がったことよりも決算が順調だったことに安心感を覚えました。減配の可能性がより低くなったと言えますからね。

2019年は非常に良い投資ができたと思いますが、2020年も今の持ち株に負けないくらいの投資先を見つけていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m

おわりでーす。

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