2022年5月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第25回)。
僕が実践しているマンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。
どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、マンビー投資法で不労所得を稼ぐマンです。
ゴールデンウィーク明けにわずか3日で2,000円以上も暴落した日経平均。
このまま下がるかと思いきや、徐々に戻し、結局終わってみれば先月末の終値を超えてくるという力強さも感じた5月の株式相場でしたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?
5/11~5/13の2,000円下げのときはビビッて買えなかったんですけど、5月末に新たな株を購入したので、その辺りも含めて、2021年5月のマンビー投資法の運用成績とポートフォリオ、保有株の所感を書いていきたいと思います。
前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】保有株と運用成績
まずは保有株と運用成績です(基準日:2021/5/31)。
2021年は1,000万円(初期投資額)+400万円(2019~2020年貯金分)を運用する予定です。
保有株

5月は新たにリコーリース(8566)を購入しました。
配当利回りは3.41%とマンビー投資法の目指す4%には届いていないのですが、連続増配株でして、現在21年連続増配中です。
長期的に保有していれば、いずれ4%は超えるだろうという算段のもと購入を決めました。
また、三井松島ホールディングスから5,000円(50円×100株)、イオンフィナンシャルサービスから11,500円(23円×500株)の配当金をいただきまして、受取配当額総合計が16,500円ほど増えています。
配当金が増えると精神的に安定しますね~。
イオンフィナンシャルサービスのマイナスも配当金でほぼ帳消しになりそうですし!
来月は3月末決算企業の期末配当が貰えるはずなので、まだまだ配当金が増える見込みです。
このように、マンビー投資法は配当金を積み重ねて不労所得を稼ぐ手法なので、資産の増加ペースはゆっくりですが、確実に資産が増えるように投資に励みたいと思います。


運用成績グラフ
マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2021/5/31)。

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。
各指標の成績/騰落率は以下の通りです。
指標 | 今回(5/31) | 前回(4/30) | 騰落率(月間) | 騰落率(累計) |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 133.44 | 133.22 | +0.16% | +33.44% |
TOPIX | 118.91 | 117.38 | +1.30% | +18.91% |
マンビー(全資産) | 103.90 | 103.19 | +0.69% | +3.90% |
マンビー(株資産) | 116.32 | 115.53 | +0.69% | +16.32% |
TOPIXにアンダーパフォームしているように見えますが、リコーリースを買ったせいでパフォーマンスが悪く見ているだけで、既存株だけなら日経平均/TOPIXにアウトパフォームできています。
正しいパフォーマンスの出し方がわからないので、知っている人いたらTwitterのリプかDMで教えて下さい!!
【マンビー投資法】ポートフォリオ
東証33業種と景気敏感株/ディフェンシブ株の視点でポートフォリオを作成しました。
1. 東証33業種ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
東証33業種 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
精密機器 | クリエートメディック | 1.9% |
情報・通信業 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.7% |
その他金融業 | イオンフィナンシャルサービス/リコーリース | 9.4% |
卸売業 | 伊藤忠エネクス | 2.9% |
鉱業 | 三井松島ホールディングス | 0.9% |
小売業 | バッファロー | 1.2% |
現金 | - | 74.0% |
2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
攻守分類 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
景気敏感株 | クリエートメディック/伊藤忠エネクス/三井松島ホールディングス | 5.8% |
ディフェンシブ株 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.7% |
中間 | イオンフィナンシャルサービス/バッファロー/リコーリース | 10.6% |
現金 | - | 74.0% |
今年中にあと300万円分くらいは株資産を増やしたいですね。
伊藤忠エネクスや三井松島ホールディングスは株価が下がってきて配当利回りが高くなってきているので、追加購入も視野に入れています。
【マンビー投資法】保有株の所感
運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。
1. クリエートメディック
4月末の終値から5月末の終値の推移は、1,004円→1,008円(前月比+0.40%)でした。
大々的に宣言をしているわけではないのですが、累進配当銘柄なので配当投資にはモッテコイだと思っています。
今期の業績は悪いですが、配当さえ維持してくれれば何も言うことはありません。
900円以下で買い増し予定です。

2. 沖縄セルラー電話
4月末の終値から5月末の終値の推移は、4,950円→5,000円(前月比+1.01%)でした。
4/27に2021年3月期の本決算が発表されました。
増収増益増配という3増を達成し、記念配当のオマケ付きで、20期連続増配という素晴らしい結果でしたが、来期は会計基準の変更が影響し減収減益予想となっています(配当は増配予想)。

沖縄セルラー電話はマンビー投資法の中でもずば抜けたパフォーマンスを発揮しており、最も安心して保有できる株なので、引き続き保有し続けたいと思います。

3. イオンフィナンシャルサービス
4月末の終値から5月末の終値の推移は、1,240円→1,273円(前月比+2.66%)でした。
コロナの影響で業績も株価も大きく下がってしまったイオンフィナンシャルサービスですが、本来の実力を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。
昨年度は大きな減配をして出鼻をくじかれたし、今期予想もかなり保守的で失望しかないんですが、一度地に落ちてここからは這い上がるしかないし、増配という未来しかないはずなので、本来の業績を取り戻すまで気長に待とうかなと思います。

4. 伊藤忠エネクス
4月末の終値から5月末の終値の推移は、1,041円→1,005円(前月比-3.46%)でした。
4/30に2021年3月期の本決算が発表されました。
減収増益でしたが、記念配当+6円というオマケ付きで年間配当50円という結果でした。
また、来期は増収増益予想で普通配当も2円の増配予想です。

決算の中で1つだけ気になることはあるんですが(詳細は↑記事参照)、累進配当銘柄ですし、上場以来40年以上減配なしという噂もあるほど、配当投資にはモッテコイ株なので、真剣に追加購入を検討しています。

5. 三井松島ホールディングス
4月末の終値から5月末の終値の推移は、934円→949円(前月比+1.61%)でした。
特に言及することはありません。
しばらくは900~1,000円くらいのレンジかなぁと思います。
コロナ禍でもしっかり配当を維持してくれたので多少の安心感があり、配当利回りも高いので追加購入を検討しています。
三井松島ホールディングスは期末配当1回なので、今後の業績を見ながらゆっくり考えたいと思ってます。

6. KDDI
4月末の終値から5月末の終値の推移は、3,306円→3,717円(前月比+12.43%)でした。
5/14に2021年3月期の本決算が発表され、それ以降株価が大きく伸びました。
2021年度は増収増益増配で申し分ない結果でしたし、来期も増収増益増配予想で安心できる結果でした。
ぶっちゃけ決算も1ページ目しか見てないし、事業の幅も広いので詳しく見る気もあまりないのですが、日本を代表する超一流企業というだけで安心しきっております(笑)

7. IDホールディングス
4月末の終値から5月末の終値の推移は、1,339円→1,336円(前月比-0.22%)でした。
5/7に2021年3月期の本決算が発表されました。
今期は配当だけは予想通りだったものの、業績に関しては非常に悪く減収減益、純利益に関しては前期比で40%以上も落ち込んでしまいました。
来期の業績予想は増収増益ですが、今期は下方修正もあったし、本当に達成できるんかい?ってのが心配になっちゃいますよね。
配当も1→1.5の株式分割を考慮すると実質10円の増配予想になるわけですが、配当性向は67%と高く、この先配当を維持できるのかなぁというのも心配になっちゃいます。
現在100株だけ保有中なんですが、1→1.5の株式分割をすると保有数が微妙になるので、配当利回りも悪くないですし近々もう100株だけ買い増そうかなと考えています。

8. バッファロー
4月末の終値から5月末の終値の推移は、1,225円→1,220円(前月比-0.41%)でした。
5/10に2021年3月期の本決算が発表されました。
増収減益という結果でしたが、順調に焼肉ライクの売上が拡大していることが読み取れましたし、配当も40円をキープしてくれたので問題ないですかね。
引き続き、飲食事業の業績に注目しながら決算情報を見ていきたいと思ってます。

9. リコーリース
5/31にリコーリースの株を購入しました。
購入したばかりなので特に言及することはありません。
近々投資分析記事を書きますので、良かったら読んでみてください(記事を書いたら下にリンクを貼っておきます)。
上でも述べた通り、リコーリースは21年連続増配中で、業績も安定してますし、数年持っておけば配当利回りが4%を超えると思って購入しました。
下がればナンピンして配当利回り4%に近づけます。
【マンビー投資法】第25回資産運用成績発表まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 2021年5月の日経平均の月間騰落率は+0.16%
(TOPIXは+1.30%) - 配当投資は焦らずにゆっくり時を待つ姿勢が大事
- 配当投資では減配しない銘柄を選ぶことが最重要
5月は「セルインメイ(Sell in May)」とはならず、日経平均もTOPIXも上昇しましたね。
株価が上がっちゃうと配当の魅力が小さくなるので、配当投資が難しくなるんですが、配当投資は「時を待つ」という姿勢や心の余裕が大事かなと思います。
我慢できずに手を出しちゃうと上手くいかなくなるケースが増えてくるかなと。
僕の場合はイオンフィナンシャルサービスでその経験をしました。
株価が下がっているのをあまり気にせず調子に乗ってナンピンしていたら、減配でさらに株価が下がるというね…。
もっと慎重に時を待つことができれば、イオンフィナンシャルサービスの負債はもっと小さくで済んだかなと反省しています。
そもそも減配しない株を選ぶことが大前提なんですけどね。
それを100%実行することは難しいので、慎重に時を待つという姿勢が大事かなと。
それでは、今回はこの辺で。
僕が実践しているマンビー投資法の投資方針・手法はこちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。