2022年4月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第24回)。
僕が実践しているマンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。
どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、マンビー投資法で不労所得を稼ぐマンです。
都心部では再び緊急事態宣言が発動されることとなった2021年4月の日経平均株価&TOPIXは、ほぼほぼ横ばいながらも月単位では5ヶ月ぶりに下落となりましたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?
気付けば5ヶ月間も上昇し続けていたというのはちょっと驚きでした。
この間僕は上がり続ける株価をほぼ何もせず指をくわえて見ていたわけですが…(笑)
というわけで、今回も追加購入した株はありませんが、2021年4月のマンビー投資法の運用成績とポートフォリオ、保有株の所感を書いていきたいと思います。
前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】保有株と運用成績
まずは保有株と運用成績です(基準日:2021/4/30)。
2021年は1,000万円(初期投資額)+400万円(2019~2020年貯金分)を運用する予定です。
保有株

4月は追加購入&受取配当金はありません。
前回はすべてプラスが並んでいたのですが、イオンフィナンシャルサービスが決算発表で爆下がりして再びマイ転してしまいました。
でも、5月に期末配当(23円×500株)が振り込まれるので、マイナス分を少しだけカバーできると思います。
その他の株も先月に比べ少し下がっています。
でも、1番痛いのはイオンフィナンシャルサービスの下げでしたね。
この1銘柄で12万くらい削られてますからね。
まあでもマンビー投資法は目先の株価の上下ではなく、配当金を積み重ねていく手法なので、一喜一憂しないように精神修業をしていきたいと思います。


運用成績グラフ
マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2021/4/30)。

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。
各指標の成績/騰落率は以下の通りです。
指標 | 今回(4/30) | 前回(3/31) | 騰落率(月間) | 騰落率(累計) |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 133.22 | 134.92 | -1.25% | +33.22% |
TOPIX | 117.38 | 120.83 | -2.85% | +17.38% |
マンビー(全資産) | 103.19 | 104.80 | -1.53% | +3.19% |
マンビー(株資産) | 115.53 | 123.34 | -6.33% | +15.53% |
イオンフィナンシャルサービスの下落が大きく影響し、4月は日経平均&TOPIXよりも大きくアンダーパフォームしてしまいました。
日経平均は相変わらず強いです。下落幅は小さく安定して上昇している感がありますね。
【マンビー投資法】ポートフォリオ
東証33業種と景気敏感株/ディフェンシブ株の視点でポートフォリオを作成しました。
1. 東証33業種ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
東証33業種 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
精密機器 | クリエートメディック | 1.9% |
情報・通信業 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.3% |
その他金融業 | イオンフィナンシャルサービス | 6.0% |
卸売業 | 伊藤忠エネクス | 3.0% |
鉱業 | 三井松島ホールディングス | 0.9% |
小売業 | バッファロー | 1.2% |
現金 | - | 77.6% |
2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
攻守分類 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
景気敏感株 | クリエートメディック/伊藤忠エネクス/三井松島ホールディングス | 5.9% |
ディフェンシブ株 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.3% |
中間 | イオンフィナンシャルサービス/バッファロー | 7.2% |
現金 | - | 77.6% |
株資産の評価額が下がったため、現金比率が増えています。
今年中に現金比率50%にしたいのでもっと積極的に投資していきたいのですが…。
(まじで全体的に株価下がってくれーーーー!!!)
【マンビー投資法】保有株の所感
運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。
1. クリエートメディック
3月末の終値から4月末の終値の推移は、1,002円→1,004円(前月比+0.20%)でした。
動かざること山のごとし!
日経平均/TOPIXが上がろうが下がろうがクリエートメディックには関係なしって感じですね。
とりあえず今期も年間配当37円予想なので引き続き保有しておきます。

実質累進配当を貫き通しており、配当投資にはモッテコイだと思ってるので、900円以下で買い増し予定です。

2. 沖縄セルラー電話
3月末の終値から4月末の終値の推移は、5,080円→4,950円(前月比-2.56%)でした。
4/27に本決算が発表されて株価が少し下がってしまいました。
決算短信の内容はまだ詳しく見れていませんが、1ページ目だけを見る限り2021年3月期も増収増益増配という3増を達成し申し分ない結果でした。
ただし、来期は会計基準の変更もあり減収減益予想だったので、そこが懸念されて売られてしまったのかなと思います。
近いうちに決算分析記事は書きたいと思います。
ところで沖縄セルラー電話のロゴが変わりましたね。
「au」って付いてないし新しい方がシャレオツでいい感じじゃないですか?

3. イオンフィナンシャルサービス
3月末の終値から4月末の終値の推移は、1,485円→1,240円(前月比-16.50%)でした。
4/9に本決算が発表され、大きく売られてしまいました。
予想よりも増配はしたものの、前年と比べると年間配当は50%カットですし、来期予想も散々なものだったので、売られるのはしょうがないような決算だったかなと。

決算前にチャートは崩れかかっていたので利確しようかとも考えていたのですが、僕の判断力の弱さと、ここは落ちるところまで落ちたので後は上がるだけという甘い期待感で結局保有してしまいました。
決算の内容があまりにも失望感が強かったので、元の株価に戻るのはまだまだ時間がかかると思われます。
買い増し予定はありませんが、NISAで購入してますし、ポートフォリオの現金比率が高い間は保有しておくと思います。

4. 伊藤忠エネクス
3月末の終値から4月末の終値の推移は、1,092円→1,041円(前月比-4.67%)でした。
4/30に本決算が発表されました。
2021年3月期は減収増益、記念配当+6円で年間配当50円という結果でした。
また、来期は増収増益予想で普通配当も2円の増配予想。
詳しく確認できていませんが、1ページ目を見る限り素晴らしい内容だったと思います。
時間があるときに決算分析記事も書きたいと思ってます。
来期予想も出てかなり安心したので追加購入も検討していますが、自分の平均取得価格(859円)よりもかなり上がってしまったので、そこだけ足かせになっています。
ナンピンなら絶対購入するんですが、今の価格で購入すると平均取得価格は上がっちゃうし、配当利回りは下がっちゃうので若干気が引けるんですよね~。

5. 三井松島ホールディングス
3月末の終値から4月末の終値の推移は、995円→934円(前月比-6.13%)でした。
今期は赤字ですし特に買われる材料もないため下がっている感じでしょうか。
僕は822円で100株購入しており、さすがにそこまでは下がってくれないと思いますが、配当利回りがかなり高いので追加購入も検討しています。
三井松島ホールディングスは期末配当1回なので、追加購入はゆっくり考えたいと思います。
(ここは配当のおかげで株価が維持されているような株なので、平均取得単価はできるだけ低くしておきたいという思いがあります)

6. KDDI
3月末の終値から4月末の終値の推移は、3,395円→3,306円(前月比-2.62%)でした。
とくに言及することはありません。
携帯料金値下げ戦争もありますが、大手キャリア3社ともあまり変わらないプランですし(楽天だけちょっと別格ですが)、超一流企業なので心配してません。

7. IDホールディングス
3月末の終値から4月末の終値の推移は、1,275円→1,339円(前月比+5.02%)でした。
前回も述べた通り、来期に1→1.5の株式分割と実質10円の増配予想が3/31に発表され、4月前半には1,400円台まで株価が上昇しました。
最近はまた下落してますが、月単位で見ると大きな上昇となりました。
しかし、2021年3月期の業績はかなり悪くて、業績悪いのに増配できるんかい!ってそこだけ心配しています。
配当性向も67%とかになっちゃってますし。
平均取得単価は上がっちゃいますが、増配により配当利回りは良くなるので、買い増ししたいんですけどね~。
配当が維持できるかどうかもうちょっと詳しく本決算の内容を見て判断したいと思います。

8. バッファロー
3月末の終値から4月末の終値の推移は、1,240円→1,225円(前月比-1.21%)でした。
大きくオートバックス事業と飲食事業を展開しているバッファローですが、現在は売上の97.2%がオートバックス事業で成り立っています。
ただし、現在飲食事業である焼肉ライクの売上が急速に伸びています。
コロナ禍にも関わらず店舗数を拡大するなど、その勢いは凄まじいものがあります。
今後バッファローは焼肉ライクの拡大とともに成長していくはずなので、飲食事業が伸びているかに着目してみていきたいと思っています。

【マンビー投資法】第24回資産運用成績発表まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 2021年4月の日経平均の月間騰落率は-1.25%
(TOPIXは-2.85%) - 配当投資は株価に一喜一憂しないことが大事
- 現在保有中の株は継続して投資を続ける
日経平均、TOPIXともにようやく上昇が止まりましたね。
5月は相場格言で「セルインメイ(Sell in May)」とも言われるように、5月から9月くらいまでは株価が下がりやすい時期に入ってくるので、ようやく配当投資の出番が来るかもしれません。
すでに買いたい株はいくつか選定しているので、来月報告時には保有株が増えていると思います。
もうちょっと保有株を増やして配当投資の魅力をお伝えしていけたらなぁと思ってますので、引き続きのんびり亀みたいなペースではありますが、頑張っていきたいと思います。
それでは、今回はこの辺で。
僕が実践しているマンビー投資法の投資方針・手法はこちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。