2022年3月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第23回)。
僕が実践しているマンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。
どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、仕事辞めてゲームしたいマンです。
都心部では緊急事態宣言が延長&解除となった2021年3月の日経平均株価は小幅上昇ながらも、久しぶりにTOPIXが日経平均のパフォーマンスを大きく上回り上昇するような相場展開となりましたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?
日経平均は一時的な下落はあったものの2万8000円台後半を下回らず、結局月間では上昇するという力強い値動きで、配当投資を掲げる自分としてはなかなか投資が進んでいません。
ということで、今回は追加購入した株はありませんが、2021年3月のマンビー投資法の運用成績とポートフォリオ、保有株の所感を書いていきたいと思います。
前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】保有株と運用成績
まずは保有株と運用成績です(基準日:2021/3/31)。
2021年は1,000万円(初期投資額)+400万円(2019~2020年貯金分)を運用する予定です。
保有株

3月の追加購入はありません。前回はIDホールディングスだけがマイナスだったのですが、ついにプラ転して見た目上は凹んでるところがなく、プラスが並んでいていい感じです。
あと、クリエートメディックの配当が3月末に振り込まれたので4,000円(200株×20円)ほど受取配当額合計が増えてます。
また、3月末で配当の権利を得たので、今0円となっている三井松島ホールディングス/IDホールディングス/KDDI/バッファローも含め、期末配当が6月くらいに振り込まれると思います(予想では合計3万円弱くらい)。
僕は「不労所得なんかこの世にない」と主張しているのですが、この世で1番不労所得に近いのが株式投資による配当金なので、「少しでもいいから安定した収入を得たい」という方はぜひぜひ配当投資にチャレンジしてみてください。


運用成績グラフ
マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2021/3/31)。

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。
各指標の成績/騰落率は以下の通りです。
指標 | 今回(3/31) | 前回(2/28) | 騰落率(月間) | 騰落率(累計) |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 134.92 | 133.93 | +0.73% | +34.92% |
TOPIX | 120.83 | 115.30 | +4.80% | +20.83% |
マンビー(全資産) | 104.80 | 103.57 | +1.19% | +4.80% |
マンビー(株資産) | 123.34 | 117.36 | +5.09% | +23.34% |
3月も保有株については日経平均/TOPIXになんとかアウトパフォームできました。
表を見てもらえればわかるように、日経平均に比べTOPIXが大きく上昇しています。前々回くらいに書きましたが、やはり日本株全体が底上げされていることがわかりますよね。
僕の株も全然冴えなかったのですが、ここ2~3ヶ月はかなり良い感じに上昇してます。
ところで、前回少しお話しした「修正ディーツ法」ですが、まだきちんと理解することができてません。なので、しばらくはアバウトな感じでパフォーマンスを計算していきますw
【マンビー投資法】ポートフォリオ
東証33業種と景気敏感株/ディフェンシブ株の視点でポートフォリオを作成しました。
1. 東証33業種ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
東証33業種 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
精密機器 | クリエートメディック | 1.9% |
情報・通信業 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.3% |
その他金融業 | イオンフィナンシャルサービス | 7.1% |
卸売業 | 伊藤忠エネクス | 3.1% |
鉱業 | 三井松島ホールディングス | 0.9% |
小売業 | バッファロー | 1.2% |
現金 | - | 76.4% |
2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
攻守分類 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
景気敏感株 | クリエートメディック/伊藤忠エネクス/三井松島ホールディングス | 6.0% |
ディフェンシブ株 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.3% |
中間 | イオンフィナンシャルサービス/バッファロー | 8.3% |
現金 | - | 76.4% |
言及することは特にありませんが、今年中に現金比率50%にしたいと思ってます。
【マンビー投資法】保有株の所感
運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。
1. クリエートメディック
2月末の終値から3月末の終値の推移は、969円→1,002円(前月比+3.41%)でした。
ちょっとだけ上昇して4桁に乗せましたが、TOPIXの上昇に比べても弱いし相変わらず定期預金株という位置づけです。どうせなら金利を増やしたいんで下がってほしいんですけど、下がらず上がらずで中途半端な株になっちゃってます。
コロナ禍でも配当額37円を当初から貫き通した会社で、配当投資にはモッテコイだと思ってるので、900円以下で買い増し予定です。

2. 沖縄セルラー電話
2月末の終値から3月末の終値の推移は、4,880円→5,080円(前月比+4.10%)でした。
とうとう5,000円台に乗せました。素晴らしいの一言に尽きます!!!
株価・業績・配当も何1つ言うことはありません。キラキラに輝く1番星としてこのまま頑張ってほしいと思います。

3. イオンフィナンシャルサービス
2月末の終値から3月末の終値の推移は、1,364円→1,485円(前月比+8.87%)でした。
3月もまだまだチャートが崩れてません。すごくチャートの形がいいのでまだ持ってますが、4月に入りチャートが崩れそうな雰囲気があるので近く手放すかもしれません。
ここ2ヶ月くらい金融株がめちゃくちゃ強かったので、ただただその恩恵を受けたって感じですかね。でも、オリックスとかSMFGとかはほぼほぼコロナ前まで株価が戻ったんですが、ここは大幅減配が響いてコロナ前の水準に戻るのはまだ難しそうです。
2022年には配当額を68円に戻したいというような経営陣のコメント記事をどこかで目にしたので、そこまで持っていれば大きくプラスになるかなって気も若干しますが、配当が戻る保証もないし、難しいところです。
今のところ僕の判断でチャートが崩れたら売ろうかなと思ってます。
この考え方はマンビー投資法とは全く違うので参考にしないでください(自分の中でも売り基準がはっきりしてないということなので)。

4. 伊藤忠エネクス
2月末の終値から3月末の終値の推移は、1,024円→1,092円(前月比+6.64%)でした。
伊藤忠エネクスは配当利回りが非常に良かったのと、ポジティブIRが出たことにより、3月は徐々に上昇していきました。
1,100円を超える日もあったのですが、権利落ち日に大きく売られてしまいました。配当利回りが良かったので、権利落ち日に売られるのは仕方ないことですが。
売上高の減少が著しく、少し心配なので来期予想が出るまでしばらく様子見です。追加購入も考えていません。

5. 三井松島ホールディングス
2月末の終値から3月末の終値の推移は、1,000円→995円(前月比-0.5%)でした。
2月の勢いそのままに3月前半は大きく上昇していたのですが、1,100円を超えたあたりで失速。権利落ち日には急降下して、結局先月末の終値よりも下がってしまいました。
冷静に考えれば今期は赤字決算であり、配当以外に買われる理由や材料がないため、当然っちゃ当然かなと思います。
来期も配当50円だとすると配当利回り5%を超えてるので、追加で購入しようかなとも検討中ですが、マンビー投資法として「ナンピンしかしない」というルールを設けてまして、そのルールを改定するかどうかが悩み中です。
ここは期末配当1回で、しばらく株価が上がる要素もないはずなので、投資ルールの見直しについてはゆっくり考えていきたいと思います。

6. KDDI
2月末の終値から3月末の終値の推移は、3,290円→3,395円(前月比+3.19%)でした。
配当利回りが良いからか3月はグングン上昇し、権利確定日の3/29には3,600円を超えたのですが、権利落ち日から3月末までの2日間で200円以上値下がりしてしまいました(´;ω;`)
僕は2,800円台でゲットしているのでそこまで痛くはないですが、やっぱりちょっと悲しいですよねw
まあでも3~5年くらいかけて4,000円まで目指していければいいかなと。
ところでauの新プラン「POVO」めっちゃ良くないですか?
僕はほとんど電話しないんで無料通話は要らないし、早速格安SIMからの乗り換えを検討してます。同じように格安SIMから乗り換える人は多そうですよね。
今回の携帯料金値下げ論争で結局1番打撃を受けたのは格安SIMを提供している会社さんやアフィリエイターだったりしてw
まあとにかく、docomo/Softbank/楽天に負けずにこれからも頑張ってほしいです。

7. IDホールディングス
2月末の終値から3月末の終値の推移は、1,217円→1,275円(前月比+4.77%)でした。
IDホールディングスも権利確定日に向けて3月前半は上昇し、1,350円を超える日もあったのですが、権利落ち日には急降下で1,300円を割れちゃいました。
特に上昇する材料もないし仕方ないかなと思っていたのですが、3月末の引け後にポジティブサプライズIRが発表されました。
株価に影響しそうな材料は大きくは2つあり、1つは「1株→1.5株の株式分割」、もう1つは「2022年度の配当を実質10円増配します」という内容でした。
これを受けて株価は4/2現在、1,300円台後半まで上昇しています。ポジティブサプライズは本当にありがたいですね(^人^)
現在の株価が1,400円だとして1.5分割するとおよそ933円になるわけですが、その株価で年間40円の配当と考えると、配当利回りが再び4%を超えてきます。なので、現在買い増しを強く検討しています。
ただし、1番の懸念点は増配のペースが早すぎることですかね~。本当にこの配当金をずっと維持できるのでしょうか。途中で減配するくらいなら増配しなくていいので、配当を維持し続けてほしいと思ってます。

8. バッファロー
2月末の終値から3月末の終値の推移は、1,285円→1,240円(前月比-3.50%)でした。
先月後半に急騰したので今月はさすがに下がってしまいました。
バッファローは焼肉ライクの店舗拡大とともに成長していくと思っているので、長期的な目線で見ていきたいと思っています。

【マンビー投資法】第23回資産運用成績発表まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 2021年3月の日経平均の月間上昇率は+0.73%(TOPIXは+4.80%)
- 配当投資の最大の魅力は最も不労所得に近い収入が安定的に得られること
- 配当投資の銘柄は権利落ち日に大幅下落する
日経平均、TOPIXともに3月末で5ヶ月連続上昇してます。
僕が統計を取り始めてから5ヶ月連続上昇は初ですね。コロナでダメになるかと思ってましたが全然でしたねw
こうなるとマンビー投資法のパフォーマンスも日経平均に負けちゃってなかなか良い結果が出てないですが、配当投資の最大の魅力は「最も不労所得に近く、しかも”安定した”収入が得られること」ですからね。めげずに頑張っていきたいと思います。
配当投資の注意点としては、配当の権利確定日の直近で仕込むと権利落ち日に配当金以上の大ダメージを喰らうことですかね。なので、仕込むときは最低でも2ヶ月くらい前から仕込んだ方が良いと思います。
でも1番は「一生持てるような株を買う」というのが良いと思ってるので、良かったら自分の投資法であるマンビー投資法も参考にしてみてください。10年後には間違いなく日経平均のパフォーマンスを超えてるはずなので。
それでは、今回はこの辺で。
僕が実践しているマンビー投資法の投資方針・手法はこちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。