2022年2月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第22回)。
僕が実践しているマンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。
どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、元サラリーマンという肩書きを目指すマンです。
日経平均株価は2021年2月も上昇し、ついに大台の3万円台に突破。このまま上昇するかと思いきや2月末には1,000円以上下落してしまいましたが、2021年2月の皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?
2月初頭に3万円に乗せるのも時間の問題だなぁなんて言ってたんですが、あっという間に3万円に到達してしまって、配当投資をやってる側からすれば焦りを感じずにはいられません/(^o^)\ナンテコッタイ
日経平均爆上げで僕の保有株も多少含み益は増えているのですが、1番の問題はマンビー投資法のターゲットとなる銘柄がなくなってしまっていることです。なので、少しずつですが、配当だけでなく成長を意識した株を購入していくことにしました。
2月に早速成長を強く意識した株を購入したので、そちらも紹介がてら、2021年2月のマンビー投資法の運用成績とポートフォリオ、保有株の所感を書いていきたいと思います。
前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】保有株と運用成績
まずは保有株と運用成績です(基準日:2021/2/28)。
2021年は1,000万円(初期投資額)+400万円(2019~2020年貯金分)を運用する予定です。
保有株

前回から新たにバッファローの株を購入しました。バッファローはマンビー投資法の中でも強く成長性を期待して購入しました。配当利回りも3.38%なので悪くないんですけどね。2/19に購入してわずか1週間で+8.71%とかなり調子よく上昇してくれています。
2月の配当収入はありませんでした。3月末くらいにはクリエートメディックの配当金が振り込まれるはずなので、次回報告時には受取配当額合計が少し増えると思います。
ちなみに、僕はマンビー投資法で購入した株をまだ売ったことがないので、評価損益は+35万円くらいありますが、キャピタルゲインによる利益はありません。「含み益は幻、含み損は現実」なんて格言もありますが、実は35万円のうち、6万円ちょっとは配当という形で利確できているんですよね。これすごくないですか?
やっぱり株取引で1番難しいのは、売りタイミングなんですよ。売りタイミングを逃して損してしまったなんてことはいくらでもあります。でも、配当という形で定期的に利確できるということは、僕みたいなトレード下手くそ投資家でも確実に利益が出るということなんですよね。これが僕が配当投資を進める理由の1つです。
あなたなら「損するかもしれないお祈りトレード」と「小さくても確実に定期的に利益が出る配当投資」どちらを選びますか?

運用成績グラフ
マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2021/2/28)。

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。
各指標の成績/騰落率は以下の通りです。
指標 | 今回(2/28) | 前回(1/31) | 騰落率(月間) | 騰落率(累計) |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 133.93 | 127.91 | +4.71% | +33.93% |
TOPIX | 115.30 | 111.85 | +3.08% | +15.30% |
マンビー(全資産) | 103.57 | 102.24 | +1.30% | +3.57% |
マンビー(株資産) | 117.36 | 111.56 | +5.20% | +17.36% |
2月も保有株は日経平均/TOPIXになんとかアウトパフォームできました。TOPIXにもようやく追いついて、2月はよく頑張ってくれたと思います。
ところで余談になりますが、最近このパフォーマンスの出し方について気付いたことがあります。それは、日経平均、TOPIXがプラスの時に追加購入するとパフォーマンスが下がったように見えるということです(逆もしかり)。
どういうことかというと、例えば、今20万円分の株を持っていて、仮に全体で10%の利益が出ているとします。10%なので利益は2万円です。この状態で20万円の株を追加購入すると、40万円の株を保有することになりますよね。ところが、購入した瞬間は利益が2万円のままなので、僕の計算方法では利益率が5%まで落ちることになるんです。
これを解決する方法としては、投資額全体で計算する(株だけでなく現金も含める)のが良いのですが、投資額が増える場合は、こちらも同じような問題で正確にパフォーマンスを比較できないんですよね。なので、今年は1,400万円まで投資できると言ってるのですが、パフォーマンスは1,000万円固定で計算してます。
現在のパフォーマンスが+10%なら、株を新たに購入しても投資額が増えても+10%となる計算方法が知りたいのですが、僕の学歴ではちょっと手に負えません…。もしわかる方がいれば、Twitterの方までお知らせ頂けると非常に嬉しいです(@SK2akaManbe)
何が言いたいかというと、僕のパフォーマンス計算はかなりアバウトですwww
【マンビー投資法】ポートフォリオ
東証33業種と景気敏感株/ディフェンシブ株の視点でポートフォリオを作成しました。
1. 東証33業種ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
東証33業種 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
精密機器 | クリエートメディック | 1.9% |
情報・通信業 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.1% |
その他金融業 | イオンフィナンシャルサービス | 6.6% |
卸売業 | 伊藤忠エネクス | 3.0% |
鉱業 | 三井松島ホールディングス | 1.0% |
小売業 | バッファロー | 1.2% |
現金 | - | 77.3% |
2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
攻守分類 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
景気敏感株 | クリエートメディック/伊藤忠エネクス/三井松島ホールディングス | 5.8% |
ディフェンシブ株 | 沖縄セルラー電話/KDDI/IDホールディングス | 9.1% |
中間 | イオンフィナンシャルサービス/バッファロー | 7.8% |
現金 | - | 77.3% |
現金比率が大きいということ以外、特に言及することはありません。前回も書きましたが、コロナ禍においては、ディフェンシブ株のパフォーマンスが良い傾向にあるようです。
【マンビー投資法】保有株の所感
運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。
1. クリエートメディック
1月末の終値から2月末の終値の推移は、969円→969円(前月比±0%)でした。
日経平均が爆上げするなか、動かざること山のごとしですね。相場が上昇ムードなのに株価が上がらないのは、正直ちょっとストレスを感じてるんですが、ここは良くも悪くも定期預金株なので、そういうものだと悟るように精神修業をしています。
株価が全く動かないことに若干ヤキモキした気持ちはありますが、下がれば買いたいとは思っています。目標は変わらず900円以下です。

2. 沖縄セルラー電話
1月末の終値から2月末の終値の推移は、4,670円→4,880円(前月比+4.50%)でした。
本当にどこまであがるんでしょうか?正直、こんな短期間にここまで上がるとは思ってませんでした(今の株価になるのに5~10年くらいかかるかなと)。
株価・業績・配当も言うことは何1つありません。このまま突っ走ってほしいと思ってます。

3. イオンフィナンシャルサービス
1月末の終値から2月末の終値の推移は、1,256円→1,364円(前月比+8.60%)でした。
減配してマンビー投資法のお荷物となったイオンフィナンシャルサービスがついに平均取得価格(1,350円)を超えました!いつ売っても後悔はないんですが、一応まだ保有しています。
いまだに保有している1番の理由はチャートの形がいいことです。これはマンビー投資法のルールに則っていないので、ラッキートレードと言われても全く反論の余地はありませんw
これをマンビー投資法の利益として入れるのはどうかなと思っているのですが、リアルをお届けするというのはこのブログのコンセプトなので、包み隠さず報告しておきます。
僕の拙いトレード法に則って、チャートの形が崩れたと判断したら利確します。

4. 伊藤忠エネクス
1月末の終値から2月末の終値の推移は、1,007円→1,024円(前月比+1.69%)でした。
伊藤忠エネクスもほとんど動かないですね。言及することも特にありません。
クリエートメディックと同じく定期預金株だと思ってます。前回の考えと同様、来期予想が出るまでしばらく様子見です。

5. 三井松島ホールディングス
1月末の終値から2月末の終値の推移は、769円→1,000円(前月比+30.04%)でした。
2/5の3Q決算で配当50円維持が発表され、株価がとんでもなく上昇しました!僕は822円で掴んでいるので配当利回りは6.08%です!こんなことなら、NISA枠余ってたし去年の800円以下で買っておけば良かった…orz
まあ配当予想も発表されないような状態での追加購入はギャンブルに近かった(もし無配発表なら株価の底が見えない)し、投資法に則るという意味では追加購入しないのが正解だということにして、悔しい気持ちをごまかしておきましょうw
配当維持は最高の判断!(今まで散々文句言ってからの手のひら返しなのは内緒w)
ちなみに来期の業績はコロナ前と同水準に戻るという予想も出てましたので、来期も配当は維持されるとみています。

6. KDDI
1月末の終値から2月末の終値の推移は、3,079円→3,290円(前月比+6.85%)でした。
価格競争激化してるのになんで上がってるのか正直わかりませんw
とにかく連続増配に期待してます!!(特に言及することナッシング)

7. IDホールディングス
1月末の終値から2月末の終値の推移は、1,234円→1,217円(前月比-1.38%)でした。
2月で唯一株価が下がったのが、IDホールディングスでしたorz
3Q決算で大幅下方修正が発表されたので、仕方ないかなという感じで株価は諦めてます。配当はしっかり維持してくれるようなので、1,150円くらいまで下がれば買い増ししていこうかなと考えています。

8. バッファロー
2/19にバッファローを1,182円で購入しました。配当利回りは3.38%でマンビー投資法のターゲットには入ってなかったのですが、成長性に期待して打診買いしました。もし株価が下がればナンピンすることで配当利回りを4%にする予定です。
マンビー投資法の投資方針は「高配当成長割安株への長期投資」なのですが、これまでは成長性よりは安定高配当への期待を強く込めて投資してきました。バッファローに関しては、安定配当への期待+焼肉ライクのエリア拡大型の成長ストーリーに強く期待して購入してます。
購入後のパフォーマンスはちょっと出来すぎで、わずか1週間で+8.71%上昇してますw
バッファローの投資分析の詳細は以下の記事を参考にしてください。

【マンビー投資法】第22回資産運用成績発表まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 2021年2月の日経平均の月間上昇率は+4.71%(TOPIXは+3.08%)
- 2021年2月は成長性を期待してバッファローを購入
- パフォーマンスを正確に比較できる計算方法がわからないw
日経平均が上がると含み益が増えるので、気分的には嬉しいのですが、「日経平均が上がりすぎて配当投資できる株」がない問題がどんどん大きくなっています。
4ヶ月連続でしかも大幅に上昇しているので、さすがに過熱感があると思うんですが、全然下がらないし、、、株価の下落を見越した打診買いも検討していく必要がありそうですね。
あともう1つ悩みがあって、先にも書いた通り正しいパフォーマンス計算の仕方がわからないんですよね。もう2年もやってやっと気付くなんて頭悪すぎることがバレた感あるんですが…(笑)
こういうのは正確に出したいタイプで、一応ちょっと調べてみたんですが、投資のパフォーマンス計算には「修正ディーツ法」っていうのがよく使われるらしいです。が、計算式が結構複雑で全く意味が分からなかったので、僕がやりたいことに使えるのかどうかはわかっていません。近々パフォーマンスの計算方法を修正して、正確に出せるようにしたいと思ってます。
それでは、今回はこの辺で。
僕が実践しているマンビー投資法の投資方針・手法はこちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。