2020年11月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第19回)。
僕が実践しているマンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。
どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、マンビー投資法で配当育てるマンです。
11月は新型コロナの感染者数が増え始め、再び経済活動の停滞が心配される中、日経平均はあっという間に2万6000円を超え、29年ぶりの高値を付ける上昇相場となりましたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?
僕は相変わらずフォートナイトフォートナイトフォートナイトの毎日で全くゲームの誘惑に勝てておらず投資活動が進んでいませんw
NISA枠も30万程余っているので、12月はこのNISA枠を使い切って2020年の締めくくりにしたいと思いますが、その前に11月のマンビー投資法の運用成績とポートフォリオ、保有株の所感を書いていきたいと思います。
前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】保有株と運用成績
まずは保有株と運用成績です(基準日:2020/11/31)。
2020年は1,000万円(初期投資額)+200万円(2019年貯金分)を運用する予定です。
保有株

前回発表からの追加購入はありません。11/6にイオンフィナンシャルサービスの配当金11円×500株 = 5,500円がようやく振り込まれたので、受取配当額合計が増えています。
昨年であれば、29円で14,500円の予定だったのに、7月の減配発表にはげんなりでした(´;ω;`)
見ての通り、イオンフィナンシャルサービスがマンビー投資法の足を引っ張っていることは明白ですからね。高配当株戦略で減配銘柄を選ばないように、改めて細心の注意を払って投資活動を続けていきたいと思います。
また、12/4には沖縄セルラー電話と伊藤忠エネクスの配当金が振り込まれたので、来月の運用成績に含めたいと思います(伊藤忠エネクスは2021年版の卓上カレンダーも届きました)。
長期間配当金を積み重ねることで絶対に負けない&定期預金の2,000~3,000倍の資金効率を目指すのがマンビー投資法ですから、派手な運用成績にはなりませんが、地道に積み重ねていきたいと思います!
運用成績グラフ
マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2020/11/31)。

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。
各指標の成績/騰落率は以下の通りです。
指標 | 今回(11/31) | 前回(10/31) | 騰落率(月間) | 騰落率(累計) |
---|---|---|---|---|
日経平均 | 122.22 | 106.24 | +15.04% | +22.22% |
TOPIX | 108.52 | 97.66 | +11.12% | +8.52% |
マンビー(全資産) | 101.03 | 100.19 | +0.84% | +1.03% |
マンビー(株資産) | 105.67 | 101.03 | +4.60% | +5.67% |
日経平均上げすぎですよね…コロナ禍で月間+15%って異常だと思いますけど(汗)
10/31に日経平均を1000万円分買って1ヶ月間放置したら150万円増えてるってことですからね。本当に強すぎて意味わからんっすw
でも上がってるのは一部の銘柄だけで、特にファーストリテイリング、東京エレクトロン、ファナックの3銘柄だけで日経平均を底上げしてるって噂もありますからね。日経平均は上がってるのに自分の保有銘柄はほとんど上がってないって人も多いんじゃないでしょうか。
特に僕は高配当株投資で上げ相場では日経平均やTOPIX等の指標よりも良いパフォーマンスは出しにくい(株価が上がると配当利回りが下がることで魅力が下がる)ので、この流れで負けるのは仕方ないかなと思ってます。
余談ですが、日経平均が上がりすぎてると思ったので、2万5000円くらいのときから日経ダブルインバース(日経平均と逆の値動きをする)という株を買ってたのですが、割と大きな損失を被ってます(ナンピンしてさらに傷口を広げているというww)
ほとんど調整もなく上がり続けているので、いいかげん下がってくれって感じですが、今後値動きがどうなるかは全く予想が付かないですね(オリンピック中止発表で下がるんじゃないかなと思ったり思わなかったり…)
【マンビー投資法】ポートフォリオ
東証33業種と景気敏感株/ディフェンシブ株の視点でポートフォリオを作成しました。
1. 東証33業種ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
東証33業種 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
精密機器 | クリエートメディック | 1.9% |
情報・通信業 | 沖縄セルラー電話、KDDI | 7.3% |
その他金融業 | イオンフィナンシャルサービス | 5.6% |
卸売業 | 伊藤忠エネクス | 3.0% |
鉱業 | 三井松島ホールディングス | 0.7% |
現金 | - | 81.5% |
2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。
攻守分類 | 銘柄 | 保有率 |
---|---|---|
景気敏感株 | クリエートメディック/伊藤忠エネクス/三井松島ホールディングス | 5.6% |
ディフェンシブ株 | 沖縄セルラー電話/KDDI | 7.3% |
中間 | イオンフィナンシャルサービス | 5.6% |
現金 | - | 81.5% |
現金比率が多すぎて…もっと本気で投資を頑張らないとダメですねw
サラリーマンでいる限りどうしても投資でお金を稼がないとダメだみたいな感覚が弱いので、いっそサラリーマン辞めたろかなって本気で思い始めてます。年を重ねるにつれて意外と自分を律するのが難しくなってきましたwww
【マンビー投資法】保有株の所感
運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。
1. クリエートメディック
10月末の終値から11月末の終値の推移は、1,000円→962円(前月比-3.80%)でした。
9月に大きく上昇したのですが、先月の予想通り元の位置に戻ってきてしまいましたね(笑)
コロナ禍で医療機器業界はかなり苦戦しているみたいですが、コロナがなければ(終息すれば)この業界の未来は結構明るいはずなので、コロナ終息を願いつつ保有していきたいと思います。
コロナ禍でもしっかり配当予想は出してましたし、実質累進配当を続けている企業なので、全く売る気はありません。このまま下がってくれるなら、900円以下で追加購入予定です。

2. 沖縄セルラー電話
10月末の終値から11月末の終値の推移は、4,175円→4,345円(前月比+4.07%)でした。
マンビー投資法の1番星は相変わらずの安定感で頭が上がりません(笑)
菅総理の携帯値下げ圧力もなんのそのって感じの株価ですよね。値下げ合戦が始まれば、おそらくそれなりに影響は受けるだろうとは思うんですが、連続増配をし続けてくれる限り株価がいくらになろうとも僕は一生売るつもりはありません。
20期連続増配はもちろん、30期、40期連続増配を目指してほしいと思います。

3. イオンフィナンシャルサービス
10月末の終値から11月末の終値の推移は、1,063円→1,138円(前月比+7.06%)でした。
減配してマンビー投資法の足を引っ張るクソ株ですが、最近割とチャートの形が良くなってきたような気がします。月末の株価で見ると、8~11月までの4ヶ月間ずっと上昇中ですが、12月も上がるんじゃないかなと思います。
あとは来年1月発表の3Q決算でどういう業績が出てくるかでその後の方向性が決まると思います。12月中に買値(1,350円)まで戻ってくれれば嬉しいんですけどね。そこまでは無理としても1,200円台には乗せてほしいですね。

4. 伊藤忠エネクス
10月末の終値から11月末の終値の推移は、977円→1,000円(前月比+2.35%)でした。
僕が伊藤忠エネクスの株を購入してから初めて終値4桁に到達しました。コロナ禍での増益、配当維持というのが非常に大きいと思います。
ここの唯一の懸念点は売上高の減収が著しいことですが、チャートの形もまあまあなので、12月はしっかり4桁に乗せて、年明けからゆっくりと1,200円を目指してくれれば非常に楽しみな銘柄になるなと思ってます。

5. 三井松島ホールディングス
10月末の終値から11月末の終値の推移は、679円→738円(前月比+8.69%)でした。
イオンフィナンシャルサービスと同じくらい問題児なのが三井松島ホールディングスです。
何と言っても未だに配当未定としているのが、非常にネックなところで、買いたくても買い増しできませんし、この株価じゃ売ろうにも売れません。
まじで一刻も早く配当予想を出してほしいところですが、もしかすると3Qでも予想出ずに、本決算の発表とともに配当額がわかるパターンかもですね…。
配当維持するだろうと思って買ってはみたものの、やっぱり早すぎたかなと今は見切り発車で購入したことを若干後悔し始めていますw

6. KDDI
10月末の終値から11月末の終値の推移は、2,793円→2,983円(前月比+8.69%)でした。
10/30に2Q決算が発表され、いくつかのポジティブサプライズがあったため、11月前半には3,100円台まで上昇したのですが、また菅ちゃんがイキリ倒して値下げ圧力かけてきたうえに、docomoが新料金プラン「ahamo」を発表して下落に歯止めがかからなくなってきました。
ahamoが結構ヤバくて、20GB月額3000円切ってる上に、1通話5分以内の無料通話かけ放題含むって太刀打ちできねぇだろ!みたいな。KDDIヤバいかなー。含み益あるうちに売っちゃおうかなーなんて考えてますが、連続増配銘柄ですし直近ではたぶん売らないです。

【マンビー投資法】第19回資産運用成績発表まとめ
最後に本記事のまとめです。
- 11月の日経平均の上昇率は月間15%(TOPIXは11%)
- 配当も含め長い目で投資成績を判断する
- 12月は30万円のNISA枠を使い切って今年を締めくくる
とにかく11月は日経平均が強すぎて困っちゃいましたね。1ヶ月間で15%も上昇してますから。ここまで強いと高配当株じゃパフォーマンスで勝てるはずもなく。
日経平均/TOPIXと比較したグラフを見てもらうとわかりやすいですが、高配当株は下落相場に強いですからね。来年は指標に比べてもっと良いパフォーマンスが出せると思います(さすがに上がりすぎと思っているので、来年以降下がると予想しての発言です)。
11月は追加購入してませんが、買いたい株はいくつか選定していて下落待ちという状態でした。NISA枠が余ってますし、この枠を使わないのはもったいないので、マンビー投資法の投資対象から外れても(配当利回り4%に満たなくても)購入しようかなと迷っているところです。
どの株を購入しようとしているのかは、また来月の運用成績発表で報告したいと思います。
それでは、今回はこの辺で。
僕が実践しているマンビー投資法の投資方針・手法はこちらをご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。