投資成績

【マンビー投資法】<第15回>株式投資成績とポートフォリオ

2020年7月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第15回)。

僕が実践しているマンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。

 

どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、マンビー投資法で資産削られているマンです。

新型コロナウイルス感染症拡大が続く一方、6月と同様、日経平均は2万2000~2万3000円のレンジで推移。最終日にようやく2万2000円を割り込む展開となった2020年7月の株式相場でしたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?

コロナは第2波に入っている模様にも関わらず、株式相場は全く2番底を探らない展開に少しイラツキと焦りがありますが、自分にできることをやるだけだと言い聞かせ、僕は時が来るのを待っています。

そんなこともあり、今回もポートフォリオは変わっていませんが、7/8にイオンフィナンシャルサービスが大幅減配を発表したことにより、投資成績はガタ落ちしてしまい、精神的にも金銭的にも大きなショックを受けました。

それ以降、なかなかショックから立ち直れていませんが、今回もめげずにマンビー投資法の運用成績とポートフォリオ、保有株の所感を書いていきます。

前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】<第14回>株式投資成績とポートフォリオこの記事では、高配当成長割安株(高配当株+成長株+割安株)への長期投資=マンビー投資法のパフォーマンスを検証を目的として、運用成績とポートフォリオを分析しています(第14回)。...

 

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【マンビー投資法】保有株と運用成績

まずは保有株と運用成績です(基準日:2020/7/31)。

2020年は1,000万円(初期投資額)+200万円(2019年貯金分)を運用する予定です。

保有株

<第15回>マンビー投資法保有銘柄

 

前回発表からの追加投資はありません。何と言っても目立つのは、イオンフィナンシャルサービスの損失額&損失率、そして配当率ですね。高配当株投資で減配銘柄を引くとこの様です。

20年以上も実質累進配当を続けてきた企業が大幅な減配(68円→23円)を発表し、多くの個人投資家が失望売り、さらに機関の大量売りであっという間に300円以上下落しました。コロナが始まってから700円以上下げており、そこからさらに300円以上の下落はキツイって…。

平均取得額が1,350円なので、配当率も1.7%に下がってしまい、これだけの損失を配当だけでカバーするには23年以上もかかる計算になるという…。本当にクソ株を掴んでしまいました。

【イオンフィナンシャルサービス】四半期決算分析〈2021.1Q〉この記事では、イオンフィナンシャルサービスの2021年2月期の第1四半期決算について分析しています。前回の決算発表では、「未定」となっていた業績・配当予想が発表され、株価は大暴落しました。...

 

運用成績グラフ

マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2020/7/31)。

<第15回>マンビー投資法運用成績

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。

各指標の成績/騰落率は以下の通りです。

指標 今回(7/31) 前回(6/30) 騰落率(月間) 騰落率(累計)
日経平均 100.38 103.06 -2.59% +0.38%
TOPIX 92.51 96.39 -4.02% -7.49%
マンビー(全資産) 98.37 100.46 -2.08% -1.63%
マンビー(株資産) 88.77 103.21 -13.99% -11.23%

 

イオンフィナンシャルサービスの株価が大幅下落したことにより、僕の資産は大幅に削られました。もちろん、日経平均やTOPIXにも大幅なアンダーパフォームです。シンプルに悲しいですね。。。

【マンビー投資法】ポートフォリオ

東証33業種と景気敏感株/ディフェンシブ株の視点でポートフォリオを作成しました。

1. 東証33業種ポートフォリオ

<第15回>東証33業種ポートフォリオ

 

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。

東証33業種 銘柄 保有率
精密機器 クリエートメディック 1.9%
情報・通信業 沖縄セルラー電話 4.3%
その他金融業 イオンフィナンシャルサービス 4.0%
卸売業 伊藤忠エネクス 1.7%
鉱業 三井松島ホールディングス 0.7%
現金 87.3%

 

2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

<第15回>景気敏感株/ディフェンシブ株/中間ポートフォリオ

 

保有株の内訳はそれぞれ以下の通りです。

攻守分類 銘柄 保有率
景気敏感株 クリエートメディック/伊藤忠エネクス/三井松島ホールディングス 4.3%
ディフェンシブ株 沖縄セルラー電話 4.3%
中間 イオンフィナンシャルサービス 4.0%
現金 87.3%

 

株資産が減ったことにより、現金比率が少し高くなってます。今年は現金比率を10~20%くらいまでに減らして株資産を増やすことを目標にしているので、まだまだ投資していきたいと思います。

【マンビー投資法】保有株の所感

運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。

1. クリエートメディック

6月末の終値から7月末の終値の推移は、983円→957円(前月比-2.64%)でした。

8/4に2Q決算が発表されましたが、いまだ業績予想は未定となっています。配当は年間37円で中間配当は6月の権利確定日に株を持っていた人に17円が振り込まれます。僕は200株保有ですので、3,400円ゲットできました。

業績面では前年同期比で15%近く減益となっておりかなり厳しいですが、コロナ禍でもしっかり配当を維持してくれているため、チャンスがあれば追加購入していきたいと思います。目標株価は900円未満です。

【クリエートメディック】四半期決算分析〈2019.4Q〉 「クリエートメディックの2019年の本決算どうだったの?」 「クリエートメディックを投資先として検討している!」 そ...

 

2. 沖縄セルラー電話

6月末の終値から7月末の終値の推移は、4,125円→4,225円(前月比+2.42%)でした。

7/29に1Q決算が発表されました。コロナ禍にも関わらず、しっかり増収増益でさらに増配がほぼほぼ間違いないものとなったことで、ずっとヨコヨコだった展開から少し上がってくれました。

沖縄セルラー電話は19期連続増配と配当投資にはモッテコイの銘柄です。配当利回りが4%を超えたら追加購入します。

【沖縄セルラー電話】四半期決算分析〈2020.4Q〉この記事では、沖縄セルラー電話の2020年3月期の本決算(4Q決算)について分析します。3Q決算では隠れ上方修正となっていましたが、コロナ影響を受けての本決算の業績・配当についてまとめています。...

 

3. イオンフィナンシャルサービス

6月末の終値から7月末の終値の推移は、1,175円→793円(前月比-32.51%)でした。

マンビー投資法で選んだ銘柄の中でクソ株中のクソ株でした。数ある銘柄の中で何でこんな株を選んでしまったのか…後悔しかないです。

リーマンショック時よりも現金はあるし、業績予想も上なのに、なんで配当だけリーマンショック時よりも下がるのか?本当に株主を舐めきっているとしか思えない経営陣に中指がピンコ立ちで全く治まりません。

2020年から社長をはじめ複数の役員が一新されたことが影響してか、ここまで会社としての方針が一転してしまうのかと驚き、そして怒りが止まらない…。まあ自分の投資法を見直すいいきっかけ+勉強代ということでポジティブにとらえていこうとは思います(決して安くはないですが)。

下がったからといってナンピンはしないです。抱えていても損失が拡大するだけなので、すぐにでも売りたいですが、様々な事情から条件付きで塩漬けすることにしました。

【イオンフィナンシャルサービス】四半期決算分析〈2021.1Q〉この記事では、イオンフィナンシャルサービスの2021年2月期の第1四半期決算について分析しています。前回の決算発表では、「未定」となっていた業績・配当予想が発表され、株価は大暴落しました。...

 

まあでも、こんなことを言うと言い訳になっちゃいますが、コロナがなければかなりいい線行ってたと思うんですよね~。

4. 伊藤忠エネクス

6月末の終値から7月末の終値の推移は、872円→824円(前月比-5.50%)でした。

7/31に1Q決算が発表されましたが、税引前利益でなんと10%近い増益(前年同期比)。コロナ禍&原油安にも関わらず、増益は正直サプライズでしたね。8月に入り株価が徐々に上昇しています。

ただし、決算の内容は微妙なのと、売上収益が30%以上も減収となっているのはすごく気になっており、手放しで喜べないところはあります。

配当は44円予想と増配した前年と同水準で、現在の株価水準なら配当利回りも5%を超えているため、時間分散しながら購入していきます。

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5. 三井松島ホールディングス

6月末の終値から7月末の終値の推移は、844円→712円(前月比-15.64%)でした。

特に悪材料が出たわけでもないのですが、7月は異様なくらいに下がりました。おそらくコロナ禍での業績がかなり懸念されているのだろうと思います。

8/7に1Q決算が発表されましたが、本業による利益はかなり厳しい数字が並んでいました。今期の営業利益予想は前年比で92.7%減ですからね…。さらに配当予想はいまだに未定です。

まだ詳しく見れておらず、週明けからマーケットがどのように反応するのかは全くわかりませんが、数字だけを見るとまだ下を掘る可能性はあるかなと思います。

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【マンビー投資法】第15回資産運用成績発表まとめ

最後に本記事のまとめです。

本記事のまとめ
  1. 日経平均は2万2000~2万3000円のレンジ
  2. 高配当株投資で減配銘柄を掴むとダメージがデカい
  3. 8月以降は投資活動を再開していく

 

2020年7月も日経平均は底堅く推移しましたが、僕の保有株はなかなか良いパフォーマンスを出せていません。特にイオンフィナンシャルサービスに関しては本当に酷く、高配当株投資で減配銘柄を掴んでしまった恐怖とダメージを身をもって体験しました。

この損失はイオンフィナンシャルサービスで取り返すのではなく、これを学びとして、今後の投資で取り返していきたいと思います。条件付きで塩漬けとしていますが、イオンフィナンシャルサービスに関しては勉強代だと思って、パフォーマンスは諦めています。

8月に入り、かなりの企業がコロナの影響をモロに受けた4-6月期の1Q決算を発表し始めたため、僕も投資活動を再開していきたいと思ってます。未だに業績・配当未定という企業もあるのは悲しいところですが。

8月の運用成績報告ではポートフォリオも多少更新があると思いますので、良かったら次回も見に来てくださいね!イオンフィナンシャルサービスがさらに下がって皆さんにとってメシウマ記事になるかもしれませんwww

 

僕が実践しているマンビー投資法の投資方針・手法はこちらをご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m

おわりでーす。

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