投資成績

【マンビー投資法】<第10回>株式投資成績発表とポートフォリオ報告

2020年2月のマンビー投資法の運用成績を整理します(第10回)。

マンビー投資法の定期点検として、月1回月末締めで、投資成績、ポートフォリオ、保有株の所感を書いています。

 

どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、投資ブロガーマンです。

新型コロナウイルス拡大懸念により、日経平均だけでなくダウ平均やナスダック指数、S&P500も大幅に下落し、世界的な株安となった2020年2月の株式相場でしたが、皆さんの投資活動はいかがだったでしょうか?

僕は2012年頃から株式投資をはじめて8年くらい経ちましたが、ここまで大きな下落が連続して続いた経験は初めてです。特に2月の最終週については、日経平均はわずか4日間で2,200円以上も下落するなど、株式市場は大混乱となりました。

もちろん、マンビー投資法により購入した僕の株も大きな打撃を受けたわけですが…。

「ひとの不幸は蜜の味」なんて言葉もありますが、そういう意味では今回かなりメシウマな記事になってると思いますので、興味のある方は読んでみてくださいw

前回の資産運用成績発表は以下の記事をご覧ください。

【マンビー投資法】<第9回>株式投資成績発表とポートフォリオ報告この記事では、高配当成長割安株(高配当株+成長株+割安株)への長期投資=マンビー投資法のパフォーマンスを検証するために、運用成績とポートフォリオを公開します(第9回)。...

 

スポンサーリンク

【マンビー投資法】保有株と運用成績

まずは保有株と運用成績です(基準日:2/28)。

2020年は1,000万円(初期投資額)+200万円(2019年貯金分)+年間貯金額(約200万円を想定)を運用する予定です。

保有株

<第10回>マンビー投資法保有銘柄

 

沖縄セルラー電話の含み益は前回の1月末と比べて半分になりました。さらに、イオンフィナンシャルサービスと伊藤忠エネクスはマイ転してしまいましたorz

伊藤忠エネクスはターゲットにしていたところまで下がってきたので、100株を追加で購入しています。投資分析の記事にも書いていますが、850円近辺で想定通りのナンピン買いです。

伊藤忠エネクス(8133)の投資分析【購入株】この記事では、マンビー投資法に従って購入した伊藤忠エネクス(8133)の投資分析を行います。伊藤忠エネクスの株を購入するにあたり、調べたことや考えたこと、購入に至った経緯などまとめています。...

 

おかげで、平均取得価格は873円まで下がり、配当利回り(配当率)は4.81%まで上昇しています。減配がなければ十分な配当利回りを得られるので、良いタイミングで買えたかなと思っています。これ以上下がるなら、次は800円未満でナンピンします。

クリエートメディックは、1月末の株価から2%弱しか下げておらず、この大幅下落相場の中で非常に良く頑張ってくれたと思います。

運用成績グラフ

マンビー投資法の運用成績をグラフ化し、日経平均/TOPIXと比較しました(基準日:2/28)。

<第10回>マンビー投資法運用成績

※初投資前日(2019/3/24)の日経平均、TOPIX、マンビー(全資産)、マンビー(株資産)をそれぞれ「100」として、基準日時点の成績を表しています。
※「マンビー(全資産)」は現金も含めた運用成績、「マンビー(株資産)」は保有株のみの運用成績を表しています。

各指標の成績/騰落率は以下の通りです。

指標 今回(2/28) 前回(1/31) 騰落率(月間) 騰落率(累計)
日経平均 97.76 107.30 -8.89% -2.24%
TOPIX 93.43 104.16 -10.30% -6.57%
マンビー(全資産) 100.90 101.84 -0.92% +0.90%
マンビー(株資産) 108.95 119.91 -9.14% +8.95%

 

2月で日経平均は8.89%の下落、TOPIXは10.30%の下落により、とうとうマイ転してしまいました。10ヶ月かけて積み上げたものが、たった1ヶ月(もっと言うならわずか4日)で、崩壊してしまいました。2/28のダウ平均も大幅続落で終えてますので、週明けの日経平均はさらに下がることが予想されます。

SARSのときはまだ株をやってなかったし、こんな経験ははじめてで、ぶっちゃけとこまで下がるのか予想がつきません。

まあでも僕は株価を予想して売買することが超絶下手だからマンビー投資法(配当投資)に切り替えたので、配当狙いで冷静に投資をしていきたいと思います。配当投資なら相場の下落は、利回りアップの買い増しチャンスですからね。

【マンビー投資】ポートフォリオ

様々な視点でのポートフォリオを作成しました。これはポートフォリオリバランスを行うための指標となります。

1. 東証33業種ポートフォリオ

こちらは、保有資産を「東証33業種の業種分類」で分けたポートフォリオです。

<第10回>東証33業種ポートフォリオ

 

クリエートメディックは精密機器、沖縄セルラー電話は情報・通信業、イオンフィナンシャルサービスはその他金融業、伊藤忠エネクスは卸売業に分類されます。

2. 景気敏感株/ディフェンシブ株ポートフォリオ

こちらは、保有株を景気敏感株とディフェンシブ株で分けたポートフォリオです。

<第10回>景気敏感株/ディフェンシブ株/中間ポートフォリオ

 

クリエートメディック/伊藤忠エネクスは景気敏感株、沖縄セルラー電話はディフェンシブ株、イオンフィナンシャルサービスは中間株に分類されます。

まだまだ現金が多いですね。2020年内に現金保有率は30%程度まで減らしたいと思っています。

【マンビー投資】保有株の所感

運用成績発表のタイミングで、保有株について所感を述べていきます。

1. クリエートメディック

2月の大幅下落相場の中、めちゃくちゃ底堅く推移しているのが、クリエートメディックです。おそらくその理由としては、2/12に発表された期末決算の内容が非常に順調だったからだと思います。

来期予想も増収増益で言うことなしです。もちろん、現時点で売る気はありません。

期末決算はまだ1ページ目しか見れておらず、ちゃんと分析はできてないのですが、分析したら記事を書きますので、良かったら読んでみてください(以下は3Q決算の分析記事)。

【クリエートメディック】四半期決算分析〈2019.3Q〉この記事では、クリエートメディックの2019年12月期の第3四半期決算について分析しています。1Q決算は非常に悪く、2Q決算は少し立て直していましたが、3Q決算はどのような結果になったのでしょうか?...

 

2. 沖縄セルラー電話

キラキラ輝く僕の保有銘柄の1番星だった沖縄セルラー電話ですが、2月で含み益の半分が飛びました。それでも、購入価格からの騰落率は、+16.97%とまだまだ十分な含み益をもたらしてくれています。

3Q決算は営業収益、利益ともに過去最高益を更新するなど、非常に良い数字が並びました。業績予想に対する経常利益の進捗率は84.0%と、過去と比較してもかなり良い感じに進捗しています。

また、通期予想に(隠れ)上方修正があったことも花丸を付けたいくらいのGood Newsでした。

【沖縄セルラー電話】四半期決算分析〈2020.3Q〉この記事では、沖縄セルラー電話の2020年3月期の第3四半期決算について分析しています。マンビー投資法により購入した沖縄セルラー電話ですが、3Q決算は過去最高益で着地、通期予想は"隠れ"上方修正しています。...

 

それでも、ここ数ヶ月はハイスピードで株価が上昇してきたことと、この下落相場も手伝って株価の下落はしょうがないかなと。どのくらいで止まるかという予想は難しいですが、買値(3,330円)まで下がってくるなら、喜んで買い増します。まあないとは思いますがw

3. イオンフィナンシャルサービス

マイ転してしまった株その1が、イオンフィナンシャルサービスです。

3Q決算の悪さ、配当権利落ち、相場の大幅下落という三拍子がそろったことで、株価下落に歯止めがかかりません

まだ3Q決算の分析ができていないのですが、決算短信の1ページ目を見ただけだと、かなり悪い数字が並んでいて、買い増しもできない状態です。

マンビー投資法の中でも、非常に強い期待感を持って購入した株だっただけに、正直これだけ下がるのはショックが大きいです。3Q決算をちゃんと分析して、投資を継続していい株なのかを見極めていきたいと思っています(以下は2Q決算の分析記事)。

【イオンフィナンシャルサービス】四半期決算分析〈2020.2Q〉この記事では、イオンフィナンシャルサービスの2020年2月期の第2四半期決算について分析しています。マンビー投資法により購入したイオンフィナンシャルサービスですが、2Q決算の業績はどうだったのでしょうか?...

 

4. 伊藤忠エネクス

マイ転してしまった株その2が、伊藤忠エネクスです。

3Q決算の内容を受け、株価は上昇傾向だったのですが、地合いの悪さが手伝って株価は買値よりも下がってしまいました。2/28に元々狙っていたナンピンターゲット(850円付近)まで下がってきたので追加で買い増しました

配当利回りが高いので下がるなら積極的に拾っていきたいところですが、如何せん3Q決算の内容があまり良くなかったので判断が難しいです。一応、次のナンピンターゲットは700円台に置いています。

【伊藤忠エネクス】四半期決算分析〈2020.3Q〉この記事では、伊藤忠エネクスの2020年3月期の第3四半期決算について分析しています。結論から言うと、3Q決算は減収増益で、株価は7%以上上昇した(2/7時点)のですが、中身を見ると不安の残る内容でした。...

 

【マンビー投資法】第10回資産運用成績発表まとめ

それでは最後にまとめです。

本記事のまとめ
  1. 新型コロナウイルスの影響で2020年2月は世界的な株安
  2. どこまで株価に影響を与えるかは予想がつかない
  3. 減配しないと思われる企業に粛々と投資する

 

2020年2月のトピックもやはり新型コロナウイルスでしたね。ディズニーランドも2週間の休園を決定しましたし、政府から大規模イベント開催に関する指針の発表もありました。

自分の勤め先でもテレワークの推奨や出勤時間の変更、大人数での会議の中止、海外への出張禁止など、あらゆる面に影響が出始めています。この状態が長期化すれば、経済的な影響は計り知れないでしょう。

そうなれば、企業の業績が落ち込むのは間違いないですし、それを見越して株価は一足先に一層下がっていくと思われます。

この先どうなるのかは全くわかりませんが、配当狙いのマンビー投資法としては、「減配しない企業の株価がターゲット水準まで下落したら買う」という方針を貫いていこうと思います

配当狙いなので、減配さえしなければ株価が上がろうが下がろうが関係ないですし、下がれば配当利回りが増えるので、買い増しメリットが大きくなりますからね。

逆に言うと、減配しない企業というのはより慎重に判断していかなければならないと思ってます。

2月の大幅下落で意気消沈している投資家さんも多いと思いますが、新型コロナウイルスなんかに負けずにやるべきことをやりましょう。景気の「気」は気分の「気」、気分が落ち込むと本当に景気も落ち込んでいっちゃいます。逆にみんなで気分を上げれば景気もアゲアゲってことですよ!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m

おわりでーす。

スポンサーリンク
関連記事