「転職エージェントって悪い評判がネットに溢れてて不安」
「良い転職エージェントと悪い転職エージェントの見分け方を教えて!」
そんな悩みを持つ転職初心者に向けた内容です。
どうも。SK2 a.k.a. マンビー(@SK2akaManbe)こと、転職エージェントで転職成功したマンです。
転職についていろいろ調べているとよく目にするのが、「転職エージェント」の評判・比較サイトですよね。
それほど、転職活動をする際に転職エージェントを使うことが当たり前になっていますが、気になるのが転職エージェントの悪い評判やうわさですよね。
「志向に合わない求人を紹介された」とか「まだ迷っている段階なのに転職をゴリ押しされた」とか、悪い評判もなかなか絶えないです。
そこでこの記事では、良い転職エージェント(キャリアアドバイザー)と悪い転職エージェントの見分け方を紹介します。
転職エージェントを使うかどうか迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
転職エージェントは相性が大事
今からこの記事で最も大事なことを言います。
転職エージェントはどの会社を使うかよりも
キャリアアドバイザーとの相性が最も大事
です。
相性とは何かというと、「このキャリアアドバイザーいいな」「このキャリアアドバイザーとは合わないな」といったあなたの直感で問題ないです。
直感がダメだと言ってるなら、キャリアアドバイザーを変えてもらうか、別の転職エージェントを利用すればいいだけの話。
複数利用して比較してみるのもアリです。ネットだけで本当の評判がわかれば苦労しないですからね。自分で動いて確かめた情報だけが”ホンモノの情報”だということです。
だから、ネットに落ちている評判だけみて、利用しないのはもったいないし、それだけを信じて行動するようになってしまったら、ネットリテラシーの低い人間になっちゃいます。
もちろん、僕が今言ったこの言葉もですよ?
大事なので2回言いますが、自分で動いて確かめた人だけが”ホンモノの情報”を手に入れることができますので、ぜひホンモノの評判は自分で確かめてみてくださいね。
とはいえ、良いキャリアアドバイザーと悪いキャリアアドバイザーを判断する軸みたいなものがあれば、すごく参考になると思うので、今からそれを紹介します。
良い/悪い転職エージェント(キャリアアドバイザー)の見分け方
キャリアアドバイザーも1人の人間なので、能力の高い/低い、あなたに合う/合わないは必ずあります。
なので、面談をして直感で見極めてほしいのですが、世に出ている悪い評判が、本当に悪いものなのかを実際に転職エージェントを利用した僕の目線から書きます。
悪い評判1:上から目線で偉そう/威圧的だった
これは良くないキャリアアドバイザーですね。
許容範囲や感じ方は人それぞれ違うので、どれほどのものかというのもありますが、上から目線を感じたのならやめた方がいいです。
それはあなたと合わないということだから。
キャリアアドバイザーは、あなたと一緒に転職を進めるパートナーです。パートナーに相応しいと思える人を探しましょう。
悪い評判2:志向に沿った求人を紹介されない
これはちょっと判断が難しいところ。というのも以下の2つのことが考えられるからです。
可能性1:初回面談で認識が合っていない
初回面談後に求人を紹介してもらう流れになるんですが、その初回面談で志向をうまく伝えることができていない可能性があります。
それは求職者の準備不足もあるし、キャリアアドバイザーの能力不足もあります。初回面談での認識齟齬は求人のミスマッチにもつながりかねないので、しっかり事前準備をした方がいいです。
求人がまるで見当違いのものしか紹介してもらえない場合は、キャリアアドバイザーにそのことを正直に伝えましょう。
可能性2:キャリアアドバイザーが本当にあなたに合う求人を紹介している
キャリアアドバイザーはあなたの志向に沿った求人だけを紹介してくれるわけではありません。
あなたのキャリアや志向を考慮すると実はあなたが希望している企業よりも、違う企業が合っていると判断している場合があります。
もしくは、企業の表面の部分しか知らない求職者と実態を良く知っているキャリアアドバイザーとの差というのもあるでしょう。
実は、一般に知られているイメージと企業の実態が全く違う場合があります。そのような場合、キャリアアドバイザーは企業の実態をもとに求人を紹介します。
そうすると、一見見当違いの求人を紹介されているように感じるのですが、実は志向に沿った求人を紹介してくれているという場合があります(実は僕もこれで今の会社に入社することになりました)。
見分け方としては、あなたの志向に合った企業とそれ以外の企業の紹介の割合が大体半々くらいなら、良い転職エージェントと言っていいです。
逆に、1つもないとか極端に少ない場合は、初回面談の認識齟齬かキャリアアドバイザーの能力が低いかですね。
悪い評判3:紹介してくる求人数が多すぎる
これはダメですね。多いってどのくらいかというと、100を超えるならアウトと言っていいんじゃないでしょうか。
だって、100も求人を確認できます?
1ヶ月すると1,000を超えたという情報もあったので、そんなキャリアアドバイザーはダメですね。
実態を言うと、求人紹介って「自動+手動」なんですよ。最初はコンピュータがあなたのキャリアだけを見て自動で求人を紹介します。
それと同時に、面談を踏まえてキャリアアドバイザーがあなたの志向に合った求人を紹介してくれるんですね。
で、この自動紹介なんですけど、キャリアアドバイザーが制御しないと無限に求人が送られてしまい、それで求人数がめちゃくちゃ多くなるんですよ。
転職サイトでは求人が多すぎて探せないので、転職エージェントに求人を選んでもらうというのが1つの利点なので、多すぎる求人はダメですね。
悪い評判4:あなたに合う求人はないと言われた
声を大にして言いたいのですが、これはすごく良いキャリアアドバイザーです。これを悪い評判としてあげられるのは転職エージェントがかわいそう。
あなたに合う求人がないのに、それこそ見当違いの求人紹介されても時間の無駄ですよね。はっきり言ってもらった方がお互いのためです。
例えば、本屋に行って「短編推理小説探してるんですけど」って店員に聞いたら、「短編推理小説はないんですけど、ホラー小説ならあります」とか言って紹介されたら「はぁ?」って感じじゃないですか。
ないなら「ない」と言ってくれれば、すぐ次の店に探しに行くのにって感じですよね。それと一緒です。
勘違いしてほしくないのは、「合う求人がない」というのは、求職者の能力が低いと言っているわけではなくて、単に求人(商品)がないだけなんですよ。
だからそれはしょうがないし、きちんと伝えるのはできるキャリアアドバイザーだという証拠です。
でも求人って時期にも大いに影響されるので、「数ヶ月後に来社したら、あっさり求人紹介してもらえた」なんてこともあります。
期間に余裕があるなら時期をおいて再来社もアリです。
悪い評判5:あなたにこの企業はムリだと言われた
これもどちらかというと良いキャリアアドバイザーです。
僕もそうだったんですけど、求職者って業界の構造とか実情を知らないことが多いんですよ。キャリアアドバイザーの方が圧倒的にそこら辺に詳しい。
そんな業界の実情を知らない求職者が「この企業に行きたい」と言っても、それは順序を飛ばした転職だったりするわけですね。
例えば僕の場合、2次請けIT企業に勤めていたのですが、転職して社内SEになりたいと言ってました。そうすると、キャリアアドバイザーにははっきりこう言われました。
「あなたのキャリアでは社内SEは難しい。一旦、1次請けに転職し、5年後に社内SEを目指しましょう。」
IT業界にいる方ならピンと来ると思いますが、こういうことなんですよ。物事には何でも順序があります。順序をすっ飛ばした転職はとても難しいんです。それをはっきり伝えてくれたということですよね。
僕のキャリアアドバイザーは僕の意向も組んでくれて、社内SEも紹介してくれましたけど、結果は書類選考で惨敗。全落ちです(笑)
これが現実。転職は就活のように甘いものではないので、全くの未経験や、ステップを飛ばすというのはとても難しいんですよね。
見分け方としては、「難しい」と言いつつも、あなたの意向に沿った求人も紹介してくれているのであれば、とても良いエージェントと言えます。逆に全く紹介してくれないのはダメですね。
悪い評判6:レスポンスが遅い/連絡が取れない
これはダメですね。
遅くてもメールだったら次営業日には返事をしてほしいところです。2~3日以上かかるようであれば、できないキャリアアドバイザーと言われても仕方がないですね。
もちろんそれはあなたもですよ。基本的に初回面談以外はメールでのやり取りになりますが、返信に2~3日もかかっちゃダメです。次の日には返すように心がけましょう。
あと、キャリアアドバイザーはすごく忙しいので、求職者からの電話には基本出ません。用事があるならメールの方がいいです。
というか、通常、求職者側から連絡することなんてほとんどないんですけどね~。
悪い評判7:職務経歴書の添削や面接対策をしてくれなかった
これもダメですね。
でも基本的には、添削や面接対策は「やってほしい」と言わないとやってくれないと思ってください。企業ごとの面接対策がある場合もあるので、1度聞いてみた方が良いです。
「やってほしい」と言ったのにやってくれないのは、完全にダメエージェントですね。
転職エージェントはそこが売りなのに、やってくれなかったら存在意義ないですよね。
悪い評判8:内定もらったらゴリ押しで転職を進めてくる
これはちょっと微妙ですけど、どちらかというと悪いキャリアアドバイザーだと言えますね。
転職するのは求職者なので、最終的にはあなたが納得した上で結論を出さないといけないわけです。
にもかかわらず「内定出たので承諾してください」なんてゴリ押しされたら、そもそも紹介してくれた求人すらも本当にきちんと選んでくれたものなのか疑いたくなっちゃいますよね。
ただ、本当に良い企業に内定もらえたという場合、あなたのことを考えると本気で転職した方が良いと思っている可能性もありますよね。その場合はゴリ押ししてくるのもわかります。
なので、ゴリ押しの仕方が1つの見極めポイントですかね。
「内定承諾してください」はダメエージェント。あなたが納得して転職という結論を出せるように導いてくれるのは良いエージェントと言えるでしょう。
転職エージェントは評判が悪い?まとめ
それでは、本記事を3行でまとめます。
- キャリアアドバイザーとの相性が最も大事
- ネットだけの情報をみて判断してはいけない
- 自分で動いて確かめた情報が”ホンモノ”の情報
何度も言いますが、転職エージェントはキャリアアドバイザーとの相性が本当に大事です。
ただ、相性は直感で判断するものなので、あなたにとって相性が良いか悪いかはネットの評判ではわかるはずがないのです。なので、ぜひ自分で相性を確かめに行ってほしいです。
転職エージェントに登録後、キャリアアドバイザーと面談して「ちょっと合わないな」と思ったら。キャリアアドバイザーを変えてもらうか、違う転職エージェントを使うというのがおすすめです。
キャリアアドバイザー選びを運任せにするのではなく、自分で良いキャリアアドバイザーと巡り合える努力をしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。