どうも~。
SK2 a.k.a. マンビーこと、高配当成長割安株に長期投資するマンです。
突然ですが、みなさんお金好きですか?
僕はお金が大好きです(笑)
なので、自分の資産が増えることには強烈に興味があります(キッパリ)
そういうこともあって、2013年から投資に興味を持ち始め、これまでずっと投資を行ってきました。
そんな僕の投資経験からもっと早くに気付いていればよかったなと思うことがあります。それは「投資は雪だるま作りと同じ」だということです。
そこで本記事では、投資を始めるうえでの心構えとして「投資は雪だるま作りと同じ」ということの真意をお伝えしたいと思います。
投資には興味があるけど始めるのに躊躇している人、貯金があまりないため少額で投資している人に参考にしていただければと思います。
雪だるまの作り方
みなさん、雪だるまを作ったことはありますか?
雪が降らない地域の方は一度も作ったことがないかもしれないので、念のため、雪だるまの作り方をおさらいしておきましょう。
- 雪を集めて、直径30~50cmくらいの雪の塊を作る
- 1で作った雪の塊を雪のあるところに運び、コロコロ転がす
- 雪の塊についた雪を押さえて堅めながら、さらにコロコロ転がす
- 1~3で適当な大きさの雪の塊を2つ作り上下に重ねる
- 木の枝などで顔や腕を作って、鼻にニンジンを挿したら完成
雪だるまの作り方って授業で教わるわけでもないのに、子供のころから誰しもこうやって作ってましたよね。
ここで1番のポイントは、「①雪を集めて、30~50cmくらいの雪の塊を作る」です。
太字にしてるからわかりやすいですね(笑)
雪だるまを作るときに雪の塊をコロコロ転がすイメージがあると思いますが、直径5cmとかの小さな雪の塊を転がして大きくしようとはしないんですよね。
なぜでしょうか?
それは圧倒的に効率が悪いから
子どもながらに、小さな雪の塊を転がしてもなかなか大きくならないことが本能的にわかってるんですね。
これと全く同じなのが、投資だと思ってます。
つまり、小さな資金で投資を行うよりは、最初に効率良く資金が増えていくだけのお金を貯めた方がはるかに効率がいいということです。
投資における初期資金の重要性
雪だるま作りと同じで、最初にある程度のまとまったお金があった方が資金効率がはるかにいいです。
初期資金による資産の増え方の違い
それでは、初期資金により資金の増え方にどれくらいの差が出てくるのでしょうか?
年利10%でお金が増えていくと想定して、初期資金1万円、10万円、100万円、500万円とした場合の資金の増え方の違いを表にしました。
初期資金 | 10,000 | 100,000 | 1,000,000 | 5,000,000 |
---|---|---|---|---|
1年後 | 11,000 | 110,000 | 1,100,000 | 5,500,000 |
2年後 | 12,100 | 121,000 | 1,210,000 | 6,050,000 |
3年後 | 13,310 | 133,100 | 1,331,000 | 6,655,000 |
4年後 | 14,641 | 146,410 | 1,464,100 | 7,320,500 |
5年後 | 16,105 | 161,051 | 1,610,510 | 8,052,550 |
6年後 | 17,716 | 177,156 | 1,771,561 | 8,857,805 |
7年後 | 19,487 | 194,872 | 1,948,717 | 9,743,586 |
8年後 | 21,436 | 214,359 | 2,143,589 | 10,717,944 |
9年後 | 23,579 | 235,795 | 2,357,948 | 11,789,738 |
10年後 | 25,937 | 259,374 | 2,593,742 | 12,968,712 |
初期資金が1万円だと、年利10%で増えても10年後には2万6000円程度にしかならないんですね。元本を引くと利益は1万6000円です。
これだとぶっちゃけ1日働いたのと変わらないですよね。
ところが、初期資金500万円だと10年後には、約1300万円になります。元本を引いて800万円の利益が出ているわけですね。
同じパーセンテージで増えても初期資金でこれだけの差が出るので、まとまった資金があるというのは投資においてめちゃくちゃ強みになります。
複利の効果(雪だるま式に増えていく)
ところで、上の表は複利計算を用いて資金の増え方を算出しています。
複利とは、投資で得た利益をさらに投資に回すことで、元本が膨らみさらに利益が膨らんでいくことを言います。
利益がさらに利益を生みだす様子が、雪だるまをコロコロ転がすと側面についた雪がさらに雪をくっつけて大きくなっていく様子と似ていることから、複利効果を
雪だるま式に増えていく
と表現したりします。
そして、複利と相対するのが単利です。単利とは、得た利益を投資に回さず、初期資金に利益を上乗せしていくことを言います。
雪だるま作りに例えるなら、雪の塊を転がすのではなく、雪をかき集めて雪の塊を手で大きくしていく(①のみで雪だるまを作る)ことに相当するでしょうか。
では、単利と複利でどれだけの差が出るのでしょうか?
以下のグラフを見てください。

上記のグラフは、初期資金500万円を年利10%で運用した場合、単利と複利で計算した資金の増え方を表しています。
最初はほとんど変わりませんが、20年後には、単利で1500万円、複利では3363万円と、2倍以上の差が出ています。
ちなみに、30年後には単利と複利で4.3倍の差が出ます。
このように、複利は長期で考えることによりその効果を十二分に発揮するわけです。
資金が少ない場合投資をしない方がいいのか?
では、資金が少ない場合、投資をしない方がいいのでしょうか?
答えはノーです
例えば、学生さんや薄給であまりお金がない人でも、できるだけ早いうちから投資にふれておくことは重要だと思います。
しかし、少ないお金を運用しても非常に効率が悪いので、節約したり、副業したり、学生であればアルバイトしたりするなりで、お金を稼ぐ/貯めることを優先したほうがいいです。
稼いだ分だけ使ってしまう人は節約を、薄給の人は副業したり、スキルアップや転職で給料アップを狙うことをまず考えるということです。
そのようにして捻出したお金を毎月少しずつ投資に回していくようにすれば、初期資金が少なくても十分に複利効果を発揮できます。
ちなみに、サラリーマンであれば転職が最も安定した給料アップを狙うことができます。私は転職によりわずか3年で年収が300万円アップしました。

余談:トレードなら少額でもOK
ここからは余談ですが、少しだけトレードについてお話します。
投資と投機は全く違う
僕は投資と投機を明確に区別しています。
投資 | 投資先の将来性に期待し、長期的に資金を投じること |
---|---|
投機 | 相場の値動きに期待して利益を狙う短期的な取引 |
トレードは相場の値動きから期待値の高いと思われる方に資金を投入し、短期間で決済していくので、いわば、投機にあたります。
投機的な金融商品として、代表的なものにはFXがあります。
FXは証拠金取引と呼ばれる形態で取引を行いますが、レバレッジという考え方があり、自己資金の何倍ものお金を使ってトレードすることできます。
証拠金取引はとてもハイリスクなので、否定的な意見ももちろんあるのですが、上手くやれば投資よりも圧倒的に短期間でお金を増やすことが可能です。
資金が少ない場合はトレードもあり
上記を踏まえですが、僕は資金が少ない場合、もしくは少ない資金でリスクを取ってトレードを行うことはアリだと思います。
なぜなら少額の場合、損をしたとしても大した金額にならないからです。むしろリターンを期待してトレードを行う方が効率がいいと考えています。
例えば、1万円の資金でトレードを行う場合、どんなに損したとしても損失額は最大で1万円ですが、うまくいけば、1万5000円とか2万円とかになるわけです。
そうやって得た利益を「投資」に回して、少額でトレードを行えば、資金をより効率的に増やすことができると考えています。
大きな資金でのトレードはNG
もちろん、大きな資金でうまくトレードできれば、超短期間で爆発的な利益を生むことができますが、僕は絶対にオススメしません。
これができるのは、トレード超上級者のみです。
トレードの経験がない人/トレードで勝てない人/資金管理が徹底できてない人は、大きい資金でトレードすべきではありません。
なぜなら、トレードでは一瞬で資金が10分の1になることもあるからです。
僕は、仮想通貨トレードで250万円あった残高が寝ている間に(実質的にはわずか40分で)、22万円になった経験があります。
これは資金管理を徹底できてなかった僕のミスですが、こういうことが現実に起こるのが証拠金取引がハイリスクと言われる所以です。
ですが、上記で述べたとおり、資金が少額であれば損失額も少額で抑えられるため、リスクを取ってトレードを行うことも視野に入れておくと、投資の幅が広がりますし、より資産を増やせる可能性が高まると思っています。
投資は雪だるま作りと同じ!のまとめ
それでは、今回の記事を3行でまとめます。
- 資金の少ない人はお金を稼ぐ/貯めることを第1に!
- 複利効果で雪だるま式に資産が増える!
- 資金が少ない人はトレードという選択肢もあり!
雪だるま作りと投資は同じですね(笑)
お金がない人は最初に資金作りから始めましょう!
ちなみに、投資は余剰資金で行うようにしてください。全財産をつぎ込むと心に余裕がなり冷静な判断ができなくなるため、やめた方がいいです。
急にお金が必要になったときに、賄えるだけのお金(100~200万円くらい)は手元に残しつつ、それ以上のお金は投資に回していくのが良いと思います。
投資・投機は元本保証ではありません。
元本割れのリスクを伴います。
投資・投機はすべて自己責任でお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました
m(_ _)m
おわりでーす。